8
12月

2016年12月8日(木)  ≪カジノ法案可決で日本にカジノがオープン?≫

カジノやホテル、商業施設などの統合型リゾート(IR=Integrated Resort)の開設を推進するカジノ解禁法案が6日の衆議院本会議で可決され,参議院に回された。統合とは,ホテル・劇場・ミュージアム(博物館・美術館)・展示や会議などのコンベンション会場・憩いのための公園などに加えカジノも開設するという意味だ。安倍首相は、2020年のオリンピックの年には外国観光客を4000万人、2030年には6000万人招致すると息巻いているが、そのためにカジノが必要だと考えているのである。要するに、収益性の高いカジノと低いコンベンションホールや公園をセットにして全体収益を担保しようというのがIRの考え方だ。

2015年の外国人観光客ランキングでは、1973.7万人で韓国を抜いてアジアでは、中国、タイ、香港、マレーシアに次ぐ4位となり世界で16番目と初めて10番台に躍り出た。今年の上半期で28%増の1171万人の由、年間2000万人を大きく超えるのは確実で、インバウンド効果も絶大だ。カジノといえばラスベガスやマカオの印象が強いが、意外なことに世界の多くの国々に合法カジノは存在する。北・中・南米併せて14ヵ国、ヨーロッパ21ヵ国、アジア15ヵ国、アフリカには21ヵ国という具合で、大国でないのは日本、中国、ブラジルくらいのものである。(下の写真はバグジーというマフィヤが最初にラスベガスにカジノを建てたフラミンゴホテル/勿論建て替えられている)
img_1
 
2010年にオーップンして世界中から注目を浴びているのがシンガポールのカジノだ。現在2つの政府公認カジノがあり、一つがマレーシア資本の「リゾートワールドセントーサ」、もう一つが船が屋上に乗っている形のアメリカ資本の「マリナーズベイサンズ」(下の写真)だ。シンガポールの外国人観光客は一時期900万人台まで落ち込んだが、2015年は前年比プラス0.9%の1520万人に増加している。シンガポールはマレーシアから独立した小国で、水も輸入に頼るほど資源に乏しくインバウンド売り上げは、GDPの10%を占めるという。yjimage
 
現在もホテルも建設ラッシュが続いており、何れラスベガスやマカオに肩を並べる可能性があるそうだ。開設してから10年間は2か所限定だそうだが、2010年以降は他のカジノ資本も受け入れるという。私もカジノ開設前に一度、昨年一度、都合二度ほどシンガポールを訪れているが以前と比べ印象が変わった。シンガポールの国民にはカジノで使うお金に限度を設けているらしく、「依存症」防止のため我が国もシンガポール方式を見習えばいい。我が国には、競輪、競馬、競艇、オート他パチンコも有り、ギャンブルに溺れる人たちは元々居る。
 
心配される治安も、日本の警察力をすれば極端に悪化するとは思えない。今年私は、お客様と韓国にカジノ旅行に行ったがやらなかった。理由は簡単で、私は博才が無く勝てると思えないからだ。但し、ポストオリンピックを見据えギャンブル解禁大賛成だ。興味をそそるのは、何処の地に幾つ出来るかだ!