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2019年3月19日(火)  《ホームドクター home+doctor》

「ホームドクター」という言葉を最近よく耳にするようになった、ホームドクターとは、家族のかかりつけの医師を指す和製英語である。family doctorというのが正しい英語の使い方らしい。私たち夫婦にも家の近くに「ホームドクター」が居て、私は定期的に受診して常備薬である「通風の薬」を処方して貰っている。ところが、そのクリニックが1週間ほど前から閉じたままなのだ。行きつけの薬局に聞いた処、院長先生(尤も普段から一人なのだが)が体調を崩して休んでいるという。「医者の無養生」と言っては失礼だが、我々患者にとっては薬が貰えない極めて困った事態が発生したのだ。

不吉な話をして申し訳ないが、以前にも近所で有名な胃腸科クリニックの院長先生が50代半ばにして大腸がんでこの世を去った例が有った。それはそれとして、今朝薬局の方に紹介して貰い”お薬手帳”持参の上、「ホームドクター」の名前を冠する代替医の診察を受けた。40歳前と思しき感じの良い先生で、何時もの薬に併せて花粉症の薬も処方して貰った。聞くところによると、午後は週の全てを往診に充てているそうだ。昔は確かにそうだった。具合が悪い時は殆どお医者さんが来てくれて診察して貰った記憶が蘇った。

少子高齢化の時代、車を運転しないお年寄りの方々にとって具合が悪い時の通院は誠に持って骨なのだ。特に我々『団塊の世代』約800万人が衰えていくこれからの時代、『ホームドクター』の往診は必須条件になるだろう。益して、地方になればなる程、その傾向が顕著になる筈だ。今の『ホームドクター』の先生には甚だ申し訳ないが、場合によっては此処にホームドクターの変更を考えざるを得ないかもしれない。