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2018年8月15日(水) ≪何故ボールの前にパターを置かなくなったのか?≫

半年間のご無沙汰です。5月の総会でレンタル協会の本部、東京支部及び千葉協議会の全ての役職を降り、各々相談役に退いたので暇に飽かして又、ブログを再開することにしました。お気付きになられた方は、又ご笑読頂ければ幸甚です。今年の当社の盆休み(夏季休業)は、8月11日(土)から8月16日(木)までの6日間で過去最も長く、これも(働き方改革」の一環で年間休日を増やすためです。我々建機レンタル業にとって、機械の点検や修理を担当する主に屋外で働くメンテナンスを担当する方にとって今年の猛暑は相当身体に堪えるもので、この程度の連休は必要だとつくづく思うようになりました。

ところで、私はこの休みをどう過ごしてるかって?マレーシアから一時帰国している孫たちの面倒を見る2日間以外は、趣味のゴルフ三昧です。ゴルフと言えば、プロやアマチュアを含めてグリーン上でパターを打つ際、以前はやっていたが最近殆どやらなくなった動作が一つ有るのを皆さんはお気付きになってらっしゃいますか?と言っても、全英オーップンや全米オーップンに出場した池田勇太プロは相変わらずルーティーンとしてそれをやっていましたが・・・。具体的には、ボールの後ろ側にヘッドを置いてから、それを持ち上げて、次にヘッドをボールの前側に置く。それから最初のようにボールの後ろ側にヘッドを置き直してからテークバックに入りボールをピンホールに向かって打ち出すと言うものです。

この動作は私も以前やっていましたが、目的は方向性の確認のためとパターの軌道を事前にチェックするためです。ゴルフ規則16-1aではパッティングのラインに触れることを禁止していますが、パターでグリーンを押さえつけなければ例外として認めています。池田プロや女子プロの飯島茜選手以外殆ど見なくなったこの動作、何故見かけなくなったのでしょうか?答えは、パターヘッドの形状の進化が大きいと推測されます。今、ピンタイプから宗旨替えしたタイガー・ウッズを含め多くのプロが使っているマレット型は、方向性を出すためヘッド後方へのフランジと呼ばれるつきだし部が大きく、ボールの前方に置きずらいし、後方へ戻すときにボールを引っかけてしまうリスクがあるのです。(マレット型でも重さ重視のためフランジ部分が大きくなったネオマレット型が今は人気)

この例外を認めたゴルフ規則は、今から120年前に制定されたもので、マレット型はおろかピン型さえなかった時代で、主流は青木功プロが使用していた後にキャッシュインとも呼ばれた幅狭のブルスアイ型とL字型のパターの2種類だったため、当時は自然に前に置くことによってホールインの確率を高めたものと思われます。私はいずれこの動作は、ライン上にクラブを含め物を置いてはならないとルールに抵触するため禁止されるだろうと予測します。今年の全米プロで我々は、42歳のタイガーが完全復活を遂げた姿を確認しました。その理由としてショットの精度が戻ってきたのを一番に挙げる人がいますが、私はパターをマレット型に替えたのが一番の要因と考える一人です。(パターは大きく分けて4種類。マレット型以外にピンタイプ・L字型・ブルスアイと同じ写真下のセンターシャフトタイプが有ります)

若手台頭が著しいアメリカのゴルフ界をご覧になって分かるとおり、プロゴルファーのピークは動体視力や筋力の衰えを考え合わせると概ね22歳ころから30歳手前だと思われます。その中で戦って行くには、自分に合った道具を調達し続けなければならないと私は考えます。日本人が期待を一身に集める松山英樹プロは1992年生まれの26歳ですが、彼のピークは全米プロで優勝争いを演じた去年だったと思われてなりません。彼が復活するには、プレーを早くする事とタイガー同様パターをマレット型に替えるべきだと考えるのは私だけでしょうか?≪今日の話は、ゴルフをやらない方々には余り面白くないテーマでしたね・・・・≫