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2016年8月8日(月) ≪「まさかの・・」は、まさかではない。金14個は土台無理!≫

リオ五輪が始まったが、日本人選手団の『まさかの初戦敗退!』が続き、徐々に金メダル14個の目標が遠のきつつある。初戦で敗退したのは、先ずナイジェリア戦のサッカー日本だ。当日に現地入りした相手に負けたのだから、「何をかいわんや」だ。尤も。直近の代表チームのランキングが日本の57位に対して、ナイジェリアが70位だからこの位の勝敗は決して番狂わせでも何でもない。次いで、フェンシングのフルーレで第一シードだった太田雄貴(30)がブラジルの新進気鋭ギレルミ・トルド(23)に15対13で敗れた試合を私は観ていたが、太田は終始リードされ一度は逆転に成功したものの終始主導権は相手が握っていたように思う。

ランキング的にも太田選手が2位で、トルド選手が66位で番狂わせと言えなくもないが、この手の敗戦はフェンシングでは良くあり得ることだ。続く卓球の世界ランキング4位の石川佳純(23)が初戦で同4位位のキム・ソンイ(写真・22)にフルゲームで敗れた試合も当初から苦戦が予想されていた。何故なら石川選手を含む女子卓球陣は比較的キム・ソンイのようなカットマンを苦手にしており、対戦したことがない未知の選手だったからだ。日本人卓球選手は初物に弱く、正にその心配が的中しただけの事である。これらの『まさかの初戦敗退!』は、恐らく「実力の無さ」、或いは「実力の開きの無さ」を露呈しただけで特別な事が起きたとは決して思えない。kim_song_i_04_03_16_LargeCpSi6-TUAAAgKk5

大相撲の白鵬が初日に平幕の力士に敗れた場合は、『白鵬、平幕にまさかの初日敗退!』と報じらても我々は何の違和感がない。これは、我々がかなりのの実力差を認めているからだ。今大会、日本の錦織が9連敗しているテニスの絶対王者ジョコビッチが、ランキング141位のJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に6-7 (4-7), 6-7 (2-7)のストレートで敗れる波乱に見舞われ、初戦で姿を消した。この場合、『まさかの初戦敗退!』というフレーズがピッタリなのだ。何故ならランキングで三桁の差が有れば当然『まさか・・・!』と皆が感じるのは当然の事だ。(ジョコのユニクロのユニフォームにセルビアの国旗がプリントされていたが・・・)20160808-00010013-yrioolym-003-1-view

IOCは、2020年の「東京オリンピック・パラリンピック」を見据え、今回のリオで金メダル14個、メダル総数30個以上を目標に掲げ、間違いのない数字だと公言していた。ところが、これも『まさか・・・』かもしれない?が、柔道二日目を終えて男女4種目で未だ銀は愚か、金メダルゼロである。又、体操も失敗続きで予選4位と低迷している。私は今度のリオ五輪は、金メダルを10個取れば御の字だと考えていたが、私の予想が当たりそうな気がしてきた。ところで皆さんは、今回のリオ五輪で金が何個取れると思われますか?

追記:このブログを書いてた最中、テニスのビーナス姉妹が五輪史上初めてチェコのペアに敗戦したという『まさか…』のニュースが飛び込んできた。五輪には魔物が棲んでいることは事実かも?