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2014年1月10日(金)     ≪「鏡開き」≫

明日1月11日は、正月の間に供えていた「鏡餅」を下げて、割り砕いて無病息災と延命を祈願して食べる「鏡開き」の日である。元々は「松飾り」は1月7日に下げるのに対し、「鏡開き」は松の内が終わる小正月後の1月20日 (旧暦)に行われていた。しかし、三代将軍徳川家光が亡くなったのが慶安4年(1651年)4月20日 (旧暦)であった事から、1月20日を忌日として避け、後に松の内後の1月11日 (旧暦)に早められたらしい。

無病息災などを祈って汁粉・雑煮などで鏡餅を下げて食べるこの風習は、武家社会から出たの年中行事で切腹を連想させる包丁を使わず手や木鎚で割り、「切る」「割る」という言葉を避けて「開く」という言葉を使用した。現代の若者は意外とこれらの風習を知らない人が多いようで、我が社でも暫く空けて昨日会社に来たら「鏡餅」まで下していたため、慌てて説明し、再度飾らせた。

「鏡餅」自体それなりの意味が有る。形は三種の神器を形取っているといわれ、“餅は鏡・橙は曲玉・干し柿は剣”を、また餅を重ねるのは重ね重ねの意があり、橙は代々家が繁栄するの意、干し柿は真ん中に6個両端に各2個あることから「外にはニコニコ、中(仲)睦まじく」の意があるとされている。裏白は心に裏表がない清廉潔白を表し、昆布は喜ぶや子生(こぶ)に通じ、御幣は清浄を表し、海老は不老長寿に通じるとされている。imgef2da2e6zikczj

祝宴などで菰(こも)を巻き付けた菰樽の蓋を木槌で割って開封することも「鏡開き」という事が有る。 これは、酒屋では酒樽の上蓋のことを鏡と呼んでいたことに由来するが、この場合は「鏡抜き」と呼ぶのが正しいようだ。読者のみなさん!、又小職のブログで一つ新たな知識が増えましたね!)^o^(