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2016年2月16日(火)   ≪覚醒剤≫

覚醒剤≫「かくせいざい」、何とも忌まわしい言葉の響きである。元プロ野球選手の清原 和博容疑者(48)が、「覚醒剤取締役法」違反で逮捕された事件が世間の耳目を集めている。PL学園卒業後、鳴り物入りで西武ライオンズ入りし、その後読売巨人軍オリックスと渡り歩いたが、その間比類なき長打力でスター街道をばく進したことは皆さんもご承知の通りだ。実働22年間で、通算打率2割7分2厘、安打数2,122本、本塁打数525本(歴代5位)、ベストナイン3回、ゴールデングラブ賞5回の輝かしい記録を持つ。特に甲子園球場通算13本塁打とプロ野球通算12本のサヨナラ本塁打の記録は未だに破られていない。DSC07133-2

そんな彼が何故、「覚醒剤」に手を染めてしまったのだろうか?実は2014年9月に同じ容疑で懲役3年執行猶予4年の判決を受けた歌手のASKAこと宮﨑重明(57)が、今年の1月9日に公開した ブログ(hatenablog)で最初に覚醒剤を使用した様子を生々しく語っている。それによると最初は眠気が抑えられるための薬として友人から貰い、その後徐々にハマっていったという。多くの覚醒剤中毒者は同じような経緯を辿ったものと思われる。覚醒剤という呼び名は、元々は『除倦覚醒剤』などの名称で、疲労倦怠の状態から回復させ眠気を覚ますための薬として戦前戦中に一般に販売されていたものが略されたものだ。img_0

そして戦後、健康面への問題が認識され社会問題化して1951年(昭和26年)6月30日に「覚せい(当時「醒」が当用漢字になかった)剤取締法」が公布されたのである。覚醒剤剤取締法で規制されている薬物として、『フェニルアミノプロパン』通称アンフェタミンと『フェニルメチルアミノプロパン』通称メタンフェタミンがある。私の小さい頃、「ヒロポン」という名を聞いたことが有るが、これはメタンフェタミンの事らしい。今は、「シャブ」「エス」「スピード」「アイス」「氷砂糖」「早いの」「冷たいの」「クリスタル」これらが覚せい剤の隠語として通用しているようだ。今回は清原という有名人が検挙され、「覚醒剤」大いに話題になっている。

しかし、水面下で一般でも拡散している可能性が大きい。恐ろしいことに、コカインなどの麻薬より脳に対する影響が大きい「覚醒剤」の味を覚えた人が再犯する可能性は5割以上だそうだ。人間は弱いもので普通の人が、ちょっとした切っ掛けで一線を踏み外す可能性は否定できない。但し、初期の段階で回りにいる人が気付き踏み外した道の軌道を修正してあげればその限りではないと思う。 田代まさし岡崎聡子、ASKA清原にはつれ合いを始めそういう存在が居なかったのだろうか?