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2015年8月4日(火) ≪我が国初の本格的「春画展」開催≫

連日いやのなるほどの猛暑が続いていますが、皆さんお元気ですか?そんな中、今日は皆さんが“にんまり”するような話題を取り上げてみました。それは、『春画展』です。江戸時代の浮世絵師の殆どが描いた「枕絵」、所謂『春画』を集めた日本初の展覧会が、9月19日から文京区目白台にある永青文庫 特設会場で開催されます。2013年に大英博物館で開かれた「Shunga:Sex and Pleasure in Japanese Art」からの里帰り作品18点を含む約120点を揃え、葛飾北斎喜多川歌麿、鈴木春信などの浮世絵師が描く”性愛劇”を18才以下禁制で公開するというのです。主催する永青文庫は、肥後熊本54万石の大名・細川家に伝来する歴史資料や美術品の文化財を所蔵する事で知られています。(クリックすれば大きくなります。問題はこの後です)haikaiyobukodori1a

『春画』はその性格?上タブーとされ、一部の好事家の間で鑑賞されてきたものの一般的には存在自体が黙殺されてきました。寧ろ、海外で高い評価を得てゴッホピカソといった印象派の画家の画風に影響を与えたと言われ、大英博物館で実施された際は多くの来場者を集めたそうです。性的表現が含まれているため今日まで禁制品として取り扱われていたことから日本への巡回はなく、歌手の宇多田ヒカルさんがツイッターで「当時の日本人を身近に感じられてすごく面白かったし歴史の勉強にもなったので残念」とつぶやくなど、日本での開催を熱望する声も多かったと聞いています。そこをつき動かしたの永青文庫の細川護煕(もりひろ)理事長です。

彼は「春画は日本芸術の華のひとつ。既に無修正での出版物が流通しているのに本物が見られないのはおかしな話。タブーは破っていかなければならない。義侠心で(開催を)引き受けた」と話しているそうです。 又、『春画』研究の第一人者として知られる白倉敬彦先生曰く、春画はポルノではなく、江戸の人々にとっては笑い絵として愉しむものであったと説かれ、「春画を語らずして浮世絵史は成立しない」と断言されています。この『春画展』、一部展示品の配置換えは有るそうですが12月23日まで開催されるそうです。私も、実物は観た事がなく是非この間行ってみる積りですが、問題は誰と一緒に観に行くかという事です。ところで貴女(方)は、観に行かれますか?