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2015年5月1日(金) ≪パスポートの色と強さ≫

いよいよゴールデンウイークに突入、私も家族を引き連れて明日からはグアム島旅行だ。海外旅行に欠かせないものが≪パスポート≫(旅券)である。日本のパスポートは4種類有って、=一般旅券(5年)、=一般旅券(10年)、=公用旅券、=皇族を含む外交旅券である。一般の10年間有効の赤の旅券は20歳以上しか公布されないので私の孫たち二人は青の旅券だ。理由は簡単、小さな子供たちは10年経過するうちに成長に伴い身長や体重など身体つきや顔つきが変化するからだ。緑の旅券(公用旅券)は最近では、ODA(政府開発援助)の技術指導などで海外へ赴任する人へ交付される。茶の旅券(外交旅券)はその名の通り、外交のために海外へ赴く政治家・外交官などに交付される。

因みにに、旅券法では、(公用旅券・外交旅券を所持しているもの)が、プライベートで外国旅行する場合は、本国又は赴任先の大使館・領事館で一旦その旅券を返納して、一般のパスポートに切り替えて出発しなければならないそうだ。 世界各国のパスポートはさまざまな色がある。アジアでは、バーレーンがピンク、クエートが明るいブルー、サウジやタンザニアは黄緑、ヨーロッパのドイツは白だそうだ。イミグレーションに並んでいるとアメリカかヨーロッパかアジアか程度は色で判ったものだが、この度、写真の通り既存の色を含めて12色に増えるとのこと。「緋色(ひいろ)」「暗紅色(あんこうしょく)」「薄紅梅(うすこうばい)」「女郎花(おみなえし)」「江戸紫(えどむらさき)」「紺桔梗(こんききょう)」「花緑青(はなろくしょう)」など日本の伝統色から選ばれたという。(写真をクリックしていてください)blog_import_4f77b68d48d4b

ところで、「渡航できる国」の数はパスポートごとに違うというのを皆さんご存じだろうか?果たして「渡航できる国」が最も多い“世界最強国”はどこなのだろうか?ビザなしでパスポートの「強さ」を纏めたランキングによると、下記の通り日本はアジアでの1位は韓国に譲ったものの143カ国に渡航可能で、デンマークやシンガポールなどと並ぶ世界8位である。他のアジア勢では、マレーシア(20位、140カ国)、香港(30位、136カ国)、ブルネイ(45位、125カ国)が上位に名を連ねている。一方で、中国は82位(74カ国)に対し、台湾は61位(109カ国)という調査結果だった。上位には欧州勢が並ぶのは、背景の一つには、加盟国間で出入国審査なしで自由に国境を越えることを認め『シェンゲン協定』があるからだ。これは、1985年にルクセンブルクシェンゲンで署名され、現在加盟国は欧州の26カ国にまで拡がっている。(図の楕円内に入る国々)

Supranational_European_Bodies-ja

●1位(147カ国)
米国、英国
●3位(145カ国)
韓国、ドイツ、フランス
●6位(144カ国)
スウェーデン、イタリア
●8位(143カ国)
デンマーク、ルクセンブルク、オランダ、シンガポール、日本、フィンランド
●14位(142カ国)
スイス
●15位(141カ国)
ノルウェー、ポルトガル、スペイン、アイルランド、ベルギー

しかし、近年では欧州に押し寄せる移民への対応、相次ぐテロ事件で用いられる武器について国境での摘発を困難にしているなどの問題点も指摘されている。中国が主導しているアジアインフラ投資銀行(アジアインフラとうしぎんこう: Asian Infrastructure Investment Bank, AIIB)が今年業務を開始すれば、中国の旅券でビザなしで行ける国は、間違いなく50カ国程度は増えてくるに違いない。