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2015年3月23日(月)  ≪世界のカジノ事情≫

5857260375_8aced9839f_z世界には195カ国(国連加盟は193カ国)有ると言われているが、その内の半数近くの80カ国以上の国々に≪カジノ≫が存在しているのを皆さんはご存じだろうか?≪カジノ≫と言えば映画「バグジー」でお馴染みのラスベガスマカオの印象が強く、私も精々20~30カ国程度だと思っていたが、我が国での≪カジノ≫開設論議が盛んになり初めてその実態を知った。北米・中米では、アメリカ・カナダ・パナマ・バハマ・ホンジュラス・ハイチ他14の国と地域、南米ではコロンビア・ペルー・チリ・アルゼンチン・ウルグアイ・パラグアイ他9カ国、≪カジノ≫の本場ヨーロッパでは、イギリス・フランス・ドイツ・イタリア・スペイン・オランダ・デンマーク・スイス・フィンランド・トルコ・ポーランド・ルーマニア・ブルガリア・ロシア他21か国で合法化されている。

更にアジア・オセアニアでは、韓国・フィリピン・インドネシア・マレーシア・カンボジア・ベトナム・シンガポール・オーストラリア・ニュージーランド他15か国、アフリカに至っては、エジプト・モロッコ・チュニジア・ケニア・セネガル・コートジボアール・南アフリカ共和国他25カ国がカジノを合法化している。日本は、中国やブラジルと並んで禁止している少数派なのだ。≪カジノ≫には大きく分けて2つの遊び方がある。それは、「スロットのように、マシンに向かい主に1人でプレイするもの」「大きなテーブルを使い、ディーラーや他プレイヤーと同じ場でプレイするもの」で、前者は日本にあるパチンコのイメージに近く、数十円などの少ない掛け金からでも挑戦できる。(写真はマカオの「ヴェネチアンマカオ」)fe506d0fa6ef0d6205c0bd0ac15f1680

後者は有名なものだと「ルーレット」「ブラックジャック」「ポーカー」「バカラ」「大小」などがあり、複数人でプレイするのが普通だ。掛け金は国によりマチマチだが、概ね最低掛け金が決められていて安いところでは、千円位から遊ぶことができる。最近≪カジノ≫をオープンして成功している国が、シンガポールだ。2004年にはシンガポール通商産業省がカジノ開設を改めて提案し、2005年にカジノ合法化が閣議決定された。方針変更の大きな理由は、アジアにおける都市間競争が激化する中、シンガポールの地位が相対的に低下する懸念が台頭したことである。とくに、中国経済の台頭、マカオにおけるカジノ観光産業の飛躍は大きな脅威と映ったようだ。

そうした中、今朝亡くなった「建国の父」と呼ばれ強い政治力を保持していたリー・クアンユー氏がカジノ反対の立場を撤回して賛成に回ったため、2011年に2つの統合リゾート(IR)が開業したのである。アジアのカジノの幾つかの特徴は、「軽装でOK」「富裕層向けというより庶民向け」「物価も安く、気軽にトライできる」等だ。要するに、従来のカジノよりぐっと敷居が低く、生活に密着した遊技場になっていて、地元の人々がわずかなチップを持って一勝負、なんて場面も多く見受けられる。我が国で現在許可されているギャンブルは、「宝くじ」を始め、競輪・競馬・オート・競艇などの公営ギャンブルと庶民に密着?しているパチンコだ。しかし、或る意味特殊な業界であるパチンコ業界も国の規制が厳しくなって秋風が立ち始めていると聞く。 【写真はシンガポール の「マリーナ ベイ サンズ」】

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私は、≪カジノ≫開設推進派だ。パチンコを一切やらない自分が、≪カジノ≫で遊びたい気持ちも有るが、2040年には約半数の自治体が消滅すると予想されている我が国に観光客を呼び込み活気を取り戻すために全国に4~5ヵ所の≪カジノ≫が必要だと思う。恐らくパチンコ業界の猛烈な反対が予想されるが、少子高齢化の新たな時代に向けてギャンブルの有り方が問われ始めたのである。