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2014年11月25日(火)  ≪大鵬と白鵬、ガチンコ勝負したらどちらが強いか?≫

2014年の締めの大相撲九州場所も、予想通り横砂白鵬翔の32回目の優勝で幕を閉じた。これで横砂に昇進した2007年の名古屋場所以来、在位44場所(45場所だが、1場所八百長問題で中止)中、29場所で優勝を飾ったことになる。この優勝で白鵬は、当時『巨人 大鵬 卵焼き』と例えられる程の人気を誇った、あの「昭和の大横砂」大鵬幸喜に優勝回数で並んだ。かつての名横砂、千代の富士(31回)や朝青龍(25回)、北の湖(24回)や貴乃花(22回)が到達し得なかった快挙を29歳の若さでいとも簡単に?成し遂げたのである。偉業は立派だが、我々日本人にとって未だ『日本国籍』を取得していないモンゴル人の白鵬が大鵬の記録を抜くことには、若干忸怩たるものが有る。63ee1e499755e7236bea00f4891dec9fo0400026710286036663

≪第48代横砂大鵬は、187cm・153klg/第69代横砂白鵬は、192cm・158kg≫

それはそれとして、「昭和の大横砂」大鵬幸喜と「平成の大横砂」白鵬が同じ時代を生きて≪ガチンコ勝負≫をしたとしたら、どちらが強いのだろうか?これは相撲ファンの誰もが知りたいと感じている事だろうから、その判断材料を15の項目に亘り提供しようと思う。

在位場所数  ②幕内在位場所数 ③横砂在位場所数  ④全勝優勝 ⑤12勝以上 ⑥13勝以上 ⑦14勝以上 ⑧通算勝利数 ⑨幕内勝利数 ⑩横砂勝利数  ⑪初優勝年齢 ⑫十両昇進年齢 ⑬幕内昇進年齢 ⑭横砂昇進年齢 ⑮横砂到達場所数

大鵬 ①86場所    ②69場所    ③58場所       ④8回     ⑤44場所   ⑥35場所   ⑦22場所    ⑧872勝   ⑨746勝     ⑩622勝    ⑪20歳5か月  ⑫18歳10か月   ⑬19歳7か月  ⑭21歳3か月    ⑮28場所

白鵬 ①71場所    ②63場所    ③44場所       ④8回     ⑤49場所   ⑥35場所   ⑦24場所     ⑧880勝   ⑨786勝    ⑩592勝    ⑪21歳2か月  ⑫18歳9か月    ⑬19歳1か月  ⑭22歳2か月    ⑮38場所

実は、ご覧の通り二人の成績は極めて似通ったデータと言えよう。通算勝率では大鵬が、8割2分7厘(872勝182敗136休)で白鵬の8割2分5厘(880勝186敗21休)に勝り、横砂在位の勝率では白鵬の8割5分(786勝138敗21休)で大鵬の8割3分8厘(746勝144敗136休)を上回る。何とも比較しにくいが、大鵬の全盛時のライバルが柏戸佐田の山或いは北の富士白鵬朝青龍日馬富士或いは鶴竜という事を考え合わせると大鵬の方が若干上ではないかと考えるがどうだろうか?但し、白鵬時代はもう暫く続くだろうから今後の成績でその評価は変わっていくだろう。一つ言えることは、確実に通算成績では、白鵬が大鵬を上回るに違いないという事実だ。

但し、横綱として本当の評価は、立ち振る舞いや態度が大きく関係するのは言うまでもない。