15
4月

2014年4月15日(火)   ≪オーガスタナショナル12番ホール「ゴールデン・ベル」≫

今年の米マスターズトーナメントは、首位タイからスタートしたバッバ・ワトソン(米国)が5バーディ2ボギーの“69”をマーク。トータルスコアを8アンダーまで伸ばし、2012年大会に続く2度目のマスターズタイトルを獲得して幕を下ろした。常連ののタイガー・ウッズが欠場したし、日本から唯一人出場した松山英樹が予選落ちしたので今年は余りテレビ中継を観なかった。然し乍トーナメント会場のオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ(Augusta National Golf Club)は何時みても誠に美しく素晴らしいゴルフコースの様だ。

マスターズはアメリカの四大トーナメントの中で、唯一ゴルフコースがオーガスタに固定されているトーナメントで、世界のアマチュアゴルファーが死ぬ前に一度プレーしたいと願っているゴルフコースだ。オーガスタ・ナショナルは、とりわけグリーンの難度が高いことで有名で、”ガラスのグリーン”と呼ばれ、“オーガスタのグリーンには魔女が棲(す)む”とよく言われる。グリーンは小さな傾斜と大きな傾斜が重なりあっており、しかも速くてなかなか止まらないので、過去パッティングセンスに優れた者だけがグリーンジャケットを着ることが出来たのだ。

マスターズに挑戦するゴルファーの中には、コンクリートで舗装された駐車場でパット練習をする者がいる程である。特に、11番ホールから13番ホールは「アーメン・コーナー」と呼ばれ神に祈らなければ無事に通れないと言われるほど難しい。(ウキペディア参照)18ホール全てに名前が付いており、1978年のマスターズでは中島常幸が13番ロングホール・アザレア(Azalea/西洋ツツジ)で13打も叩いてしまったことで、つとにこのホールは日本でも有名になった。

尚、13打という数字は、13番ホールでは現在も最多記録であるが、1ホールの最多オーバー数は、1980年に12番ショートホール・ゴールデン・ベル(Golden Bell/水仙/155ヤード)、で13打を叩いたトム・ワイフコス(1973年全英オープン優勝者)の10オーバーだ。私は、リアルタイムでこの両方のシーンを観た貴重な経験をした一人である。恐らく当時二人は、プロとして恥ずかしくて穴が有ったら入りたい心境だったろう。私も最近ゴルフが下手になってきて(以前から上手ではない?)大叩きをすることが多いが、そんな時は必ず彼らの事を思い出し、自分自身を慰め落ち着かせる日々なのだ。

photo_0731Bv05f-V1L__AA300_o0640048012188965300

<左からオーガスタの12番ホールの概要、T・ワイスコフ、ネットで見つけたT・ワイフコス・モデルクラブ