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2014年3月27日(木)    ≪ATPワールドツアー・チャンピオン≫

002nishikoriatp_sikumi男子テニスツアーのソニー・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード)は26日、シングルス準々決勝が行われ、第20シードの錦織圭(世界R21位・日本)が第5シードのR・フェデラー(世界R5位・スイス)を3-6, 7-5, 6-4の逆転で破り、大会初のベスト4進出を決めた。錦織は2回戦から登場し、M・マトセビッチ(世界R72位・オーストラリア)、3回戦で第15シードのG・ディミトロフ(世界R16位・ブルガリア)、4回戦では第4シードのD・フェレール(世界R4位・スペイン)を連破した結果、勝ち上がってきたフェデラーとの対戦となった。今回の勝利で何と生涯獲得賞金トップのフェデラーとの対戦成績を2勝1敗とした訳だ。

ATP(Association of Tennis Professionals)ワールドツアー・チャンピオン≫とは、2000年に開始されたレース形式のランキングであり、いわゆる年間ランキングと呼ばれるものである。1月1日から一律0ポイントより始め、12月31日までに出場した大会で、獲得ポイントの高かった上位18大会の合計ポイントにより順位を決める。また、レース上位8名および8組(ダブルス)は年間最終戦の出場権を得る事が出来、出場選手はこれを含めた19大会の合計で順位を決める。ATPランキングのポイント配分は下記の通りだ。

トーナメントカテゴリー 賞金総額 W F SF QF R16 R32 R64 R128 参加点
グランドスラム 200 140 90 50 30 15 7 1 3
マスターズ1000 100 70 45 25 15 7 1(3) (1) 3*
500シリーズ $1,000,000 60 42 27 15 5 3 1 2*
500シリーズ $800,000 50 35 22 12 5 3 1 2*
250シリーズ $1,000,000 50 35 22 12 5 3 1 2*
250シリーズ $800,000 45 31 20 11 4 2 1 2*
250シリーズ $600,000 40 28 18 10 3 1 1
250シリーズ $400,000 35 24 15 8 3 1 1
ワールドツアーファイナル 150 ラウンドロビン1勝につき20点、決勝進出で40点、
優勝で50点のボーナスポイントが与えられる

過去2000年から2013年の14大会の内、フェデラーが5回、現在ランクトップのラファエル・ナダル(スペイン)が3回、ランク2位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と同44位のレイトン・ヒューイット(オーストラリア)が2回優勝している。(他の2選手は既に引退)錦織、今大会でランキング上位者3人を破ったことになるが、実は準決勝で対戦するジョコビッチには2011年に1度勝ったことが有り期待が膨らむ。但し、勝てば決勝で当たると予想されるナダルには私の記憶では、4~5回戦って1度も勝利していない。

現在世界ランキング100位以内に入っているアジア選手は、カザフスタンやウズベキスタンなど旧ソビエト連邦の中央アジア勢を除けば僅か3人(台湾1人/インドネシア1人)しか居らず、勿論その中でも錦織がトップだ。ソニーオーップンの大会グレードは、グランドスラム4試合に次ぐマスターズ1000の大会に位置し、若しジョコビッチを破り決勝でナダルと対戦するとなれば、大変な騒ぎになるだろう。

因みに、ランキング100位以内にはスペイン14人、フランス13人、ドイツとオーストラリアが各6人、ロシア・アメリカ・アルゼンチンが各5人、イタリア4人、チェコ・クロアチア・カザフスタン・セルビア各3人が入っている。