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2014年3月25日(火)  ≪モンゴル相撲≫

sumo10057002463         <モンゴル相撲は、レスリングのグレコローマンに似ている>

拉致家族被害者の横田ご夫妻がお孫さんのウンギョンさんと面会した事やモンゴル出身の大関鶴竜の横砂昇進内定など、何かと「モンゴル国」が最近話題になることが多い。モンゴルは民族名で、その語源は余り明らかではないようだが、あのチンギス・ハ(カ)ーンモンゴル帝国時代に遡るらしい。我々モンゴルと聞いて思い起こすのは、移動可能な草原の住居である“ゲル”や“モンゴル相撲”或いは独特の音色を奏でる“馬頭琴”辺りか?『横綱鶴竜』が誕生すれば4人目のモンゴル人横砂となり、昭和46年の横砂大鵬、同玉の海、同北の富士の以来43年ぶりにモンゴル人による3横砂時代が到来する。

私が調べたところ、現在大相撲に27人のモンゴル人力士が居るので9人に一人が横砂という勘定になる。これはかなり高い確率で、モンゴル人力士の強さが際立つが、その強さの秘密がモンゴル人の多くが小さい頃から体験するであろう≪モンゴル相撲≫に有りそうだ。≪モンゴル相撲≫は、正式には『ブフ』と呼ばれれる古来より伝わる伝統的な立技組技系格闘技だ。相撲同様、相手を倒せば勝ちとなるが土俵がないため「押し出し」や「寄り切り」などの決まり手はない。又、ひじ・ひざ・頭・背中・お尻いずれかが先に地面に着いたら負けとなるが、日本の相撲と違って手のひらを地面に付いても競技は続行される。

ルール上、モンゴル国で行われているハルハ・ブフ中国内モンゴル自治区で行われているウジュムチン・ブフとが有るようだが、細かなルールの違いまでは私は知らない。モンゴル人の中で、運動神経が優れた人たちは殆どブフの競技に参加すると聞く。そしてその中で選ばれた一握のモンゴル人が、日本に出稼ぎに来るみたいで、身体が大きな一部の人達が大相撲入りする日本とは訳が違う。日本人は私を含め大きな人で運動神経が優れた人が少なく、居てもサッカーや野球に走り裸になる相撲には関心を示さない。今久々に話題となっている日本人力士遠藤も、私が先場所の相撲を見る限り大化けすれば別だが、大関止まりだ。

金輪際、モンゴル相撲の賞金が大幅にアップするか、大相撲の外国人力士入門のハードルをかなり高くしなければ、日本人力士の横砂昇進は当分有り得ないだろうと思うがどうだろうか?