Category: 乗り物
"大空を 低く飛ぶのは LCC"、今朝ラジオで聞いた川柳である。
LCCとは、ローコストキャリア(Low Cost Carrier)の略称で、効率的な運営により低価格の運賃で運航サービスを提供する航空会社を言う。米国の航空自由化を契機に登場し、世界的に航空規制緩和が進む中でアメリカ、イギリスの他、マレーシアを中心とするアジア各地に数多く誕生してきた。この中には、既存の大手航空会社がLCC事業に参入するケースもあるようだ。昨日、日本の空を初めて全日本空輸と香港の投資会社が設立したLCCピーチ・アビエーション」(本社・大阪府泉佐野市)が飛んだ。関西空港から離陸した新千歳便、福岡便いずれも第1便では大きな混乱はなかったようだ。
関西空港~新千歳の運賃は4780円~1万4780円(座席指定と手荷物預かりは別料金)で、大手航空会社の半額以下だ。コスト削減のため、インターネット以外の予約は手数料が必要で、チェックインは利用客が機械で行う。機内の飲み物は有料で、座席は通常より20席増やしているため、前後の間隔が狭いらしい。私は無理だろうが、一般的な日本人の体形なら2時間程度だったら耐えられなくはないだろう。このピーチを皮切りに、日系3社が年内に運航を始めるらしいが、何れも長距離バス並みの運賃も実現する事をコンセプトとしている。
<ピーチ・アビエーションA320-200の勇姿と機内の狭い座席間隔>
LCCの出現に依り、国内航空業界は一気に価格競争に突入し、早くも消耗戦の様相を呈している。V字回復したと言われている日本航空にとっても新たな試練が訪れることとなった。LCCが日本の空に根付くには、航空機の数と路線数に依るがピーチは既に現在7台発注したうちの3台を保有しており、関西航空を拠点に3月には長崎便、4月には鹿児島便(2012年4月1日)、今夏には沖縄/那覇便を(2012年夏)路線を開設予定であり、北海道や九州の各空港への就航を検討中との報道がある。
今後は国内線のみならず、国際線の就航も予定されている事からLCCから目が離せなくなってきた!
人間生まれたからには、体験してみたい豪勢な余暇の過ごし方の一つに"豪華客船の旅"が有る。しかし、我々庶民の大半は新聞や旅行雑誌の案内を羨ましく眺めるだけで一生という幕を下ろすのである。しかし、今回の地中海クルーズの豪華客船「コスタ・コンコルディア号」のイタリア中部はトスカーナ州の西に広がるティレニア海に浮かぶジリオ島沖 での座礁・転覆事故をニュースで目の当たりにした人達は、その考えを変えざるを得ないだろう。今日現在6名の死者と数十名の行方不明者がいるらしいが、ヨーロッパの金融不安という事態を踏まえ、最悪のタイミングで起きた事故と言えよう。
≪左からコンコルディア、タイタニック、タイタニックと飛鳥の比較表/写真をクリックすると大きくなります≫
何故なら、世界的な経済危機の影響で、豪華客船の潜在顧客は自分たちの雇用や懐具合に不安を抱えており、事故発生前もクルーズ船業界には逆風が吹いていたからだ。益して、船長ら乗務員の対応もお粗末千判で、「何おか況や」である。日本人乗客43人を含む、乗客乗員4229人が乗船していたらしいが、彼らの殆どが事故の状況を知って映画『タイタニック』や『ポセイドン・アドベンチャ-』を思い浮かべ、生きた心地がしなかった筈だ。現実に船内はパニック状態に陥ったと聞く。
『ポセイドン・アドベンチャ-』は、1969年にに発表されたポール・ギャリコの小説を映画化したものであるが、『タイタニック』はご承知の通り、1912年4月14日の深夜に氷山に接触し、翌日未明にかけて沈没した正真正銘の海難事故だ。乗員乗客合わせて1,513人の尊い命が、北大西洋のニューファンドランド沖に藻屑となって消えたのである。ここで当時最大の豪華客船だった『タイタニック号』と「コスタ・コンコルディア号」を比べてみるとこうなる。
<総トン数> <長さ> <全幅> <速力> <船客定員・乗組員>
タイタニック 46,328トン 269.1m 28.2m 23ノット(42.6km/h) 1324人・899人
コンコルディア 114,147トン 290.2m 35.5m 19.6ノット(36.3km/h) 3780人・1090人
しかし、私は日本の豪華客船『飛鳥Ⅱ』はコンコルディアよりも安全だろうし乗組員も優秀だろうから、未だ一度は乗ってみたいと思っている!
若者の「車離れ」が言われて久しい。今の若者は、全てに欲が無く車も欲しがらないようだ。確かにコンビニの普及に寄り、歩いたり自転車に乗ったりしてコンビニに行けば普通に生活して行く為の物資は簡単に調達できる。先週から今日にかけて車に関して、注目すべき幾つかの記事が新聞に載っていた。一つは、国内市場の低迷に直面するトラック大手のいすず自動車がアジアに軸足を移すため、中国大手と大型トラックを共同開発し、2015年をめどに日中両国で生産・販売を開始するという記事だ。記事はトラック各社は勿論の事、乗用車にも同様の動きが広がる可能性があると結んでいる。
もう一つは、トヨタ自動車が26日、初の軽自動車「ピクシス スペース」(写真)の販売を開始したという記事だ。地方を中心に低価格で燃費の良い車を求める需要の高まりに、軽市場への参入を余儀なくされた格好だ。既に維持費の安さがうけて47都道府県の内、狭隘地が市街地の大半を占める長崎県を始め15県の新車登録台数の50%以上が軽自動車だそうだ。中古車市場でも、車庫証明が不要な事から震災被災地向けに軽自動車の価格が急騰した。今の軽自動車は、スタイル、性能或いは居住性が普通自動車と見まごう程で、私が学生時代に友達から借りて千葉の海に向かって走らせ、定員オーバーでエンコした「スバル360」時代とは、雲泥の差である。
最後が、経済産業省が纏めた2012年度の税制改正の柱とする自動車車体課税の簡素化と負担軽減策だ。我々は現状自動車の購入時に取得税と消費税、保有段階では重量税と自動車税(軽は軽自動車税)を課される。購入時と保有段階でそれぞれ複数の税が課される二重課税で、負担が重く批判も多く有る。自動車の維持費はガソリンの高騰や税や更に上がる予定の保険の重い負担で、「車離れ」が加速する可能性が否めない。都市部に住む人たちは、必要な時にカーシェアーやタクシーを利用する方が出費は圧倒的に少なくて済む。私の長男も都内に家を購入した際、自家用車を捨てた。
我が国産業の中心の一つが自動車業界だ。心配すべきは、円高と相まって進む自動車メーカーの工場の海外移転、即ち「産業の空洞化」だ。GDPを押し下げるため税収も大幅に減少する。そうなれば国の借金を減らすどころか、ギリシャ同様破綻した国として世界の笑い者になるだけである。正に政治家にとって人口減少に伴う経済対策が最重要課題と言えよう。
昨日のスペースシャトルに関するクイズは、私が出題するくらいですからお調べになればお分かりだと思いますが、念の為お答え致します。
(1)の答え・・・実際に飛行が可能な宇宙船は、6機製造されました。答えは②番です。最初に開発されたのが、エンタープライズで、宇宙に行ける様には設計されておらず、専ら滑空試験用でした。実際に宇宙を飛行したのは、コロンビア、チャレンジャー、ディスカバリー、アトランティス、エンデバーの5機種です。
ついでに(3)の答えもここで回答致します。答えは2回で、1986年に「チャレンジャー」号が発射から73秒後に爆発事故を起こし機体ごと7人の宇宙飛行士の命が奪われました。もう一度は、2003年の2月1日午後11時(日本時間)ごろ、宇宙での16日間のミッションを終え大気圏に再突入していた「コロンビア」号が、着陸予定時刻の16分前にテキサス州の上空高度約6万メートルで交信を絶ち、直後に空中爆発を起こしたのです。この事故でも乗員7名が全員死亡しました。
(2)の答え・・・③番の第49代大統領ロナルド・レーガン(1981年~1988年)です。因みに第48代大統領のジミー・カーターは民主党の大統領です。
(4)の答え・・・④番のドイツ人。ヴァルター・ドルンベルガーというロケット技術者で、元々ドイツ軍人(最終階級はドイツ国防軍少将)です。陸軍兵器局でロケット開発の責任者を務めましたが、第二次大戦後にアメリカに渡りました。
(5)の答え・・・毛利衛(もうりまもる/1992年と2000年)・向井千秋(むかいちあき/1994年と1998年)・野口聡一(のぐちそういち/2005年)・若田光一(わかたこういち/1996年と2000年、2009年には国際宇宙ステーションに4ヶ月以上滞在)・土井隆雄(どいたかお/1997年と2008年)・星出彰彦(ほしであきひこ/2008年)・山崎直子(やまざきなおこ/2010年)の7人です。「藤やんの散歩道」をご覧になってると勉強になりますね!(*^_^*)
<スペースシャトルの内部と2009年に若田光一さんが、国際宇宙ステーションに滞在したときのミッションSTS-119の徽章>
2011年7月11日(月) ≪スペースシャトルが退役≫
7月8日に(日本時間9日未明)に打ち上げられたアトランティスSTS-135をもって、1981年4月に初打ち上げに成功して以来スペースシャトル計画が、約30年あまりに及ぶ歴史に幕を閉じた。今後は、月や火星まで到達可能な宇宙船は現在開発中だそうだが、低軌道への衛生発射事業は民間に委託する方向で検討されているらしい。次の宇宙船が登場するまでは、宇宙飛行士が国際宇宙ステーション(ISS)に到達する際や帰還する際は、ロシアのソユーズや現在開発中の米の民間商用宇宙船に頼るしか無くなるのだ。
宇宙への夢をかけて打ち上げを全世界が固唾を飲んで見守っていた時代と違って、130回以上も打ち上げに成功した現在とは関心度が異なるものかもしれない。しかし、日本人を乗せたスペースシャトルには一喜一憂したものである。そこでスペースシャトルに関するクイズをやってみたいと思う。
(1)スペースシャトルは、今回打ち上げに成功したアトランティスを含め過去何機製造されたのでしょうか?判る限りその機種名も一緒に答えて下さい。(答えは明日のブログで・・・)
①5機種 ②6機種 ③7機種
(2)一昔まえの「アポロ計画」を推進したのはJ・Fケネディですが1981年に初めての打ち上げに成功した時の共和党の大統領は誰でしょうか?
①ジェラルド・フォード ②ジミー・カーター ③ロナルド・レーガン ④ジョージ・H・Wブッシュ
(3)シャトルは、250万個もの部品が使わている人間が製造した最も精巧な機械と言われています。しかし、この精密機械も今回を含め135回の打ち上げのうち失敗した事例が有ります。それは何回でしょうか?スペースシャトルの名前も一緒にお答え下さい。
① 1回 ② 2回 ③ 3回
(4)使い捨てのロケットよりも一部再利用が出来る宇宙輸送システムのスペースシャトル計画は、実は1960年代の「アポロ計画」よりも前に存在していたそうです。当時国立航空宇宙諮問委員会(NACA)に帰還した宇宙船を水平に着陸させるべきと提案した科学者が居ました。その人物は何処の国の人だったでしょうか?
①アメリカ人 ②イギリス人 ③フランス人 ④ドイツ人 ⑤日本人
(5)過去7人の日本人宇宙飛行士がスペースシャトルに乗り込みましたが、皆さんは何人の名前を言えますか?



