Category: テレビ
2011年8月1日(月) ≪「嫌韓」か「親韓」か?≫
今や英語、中国語と並んで韓国ハングル文字の説明書きがない日本の観光地は皆無に等しい。確かに韓国は、島国日本にとって一番近い国だし、大陸文化の中継基地として歴史的にも重要な役割を果たした国でもある。しかし、太閤秀吉のニ度に亘る朝鮮出兵(朝鮮征伐)や明治初期の政府首脳西郷隆盛、板垣退助、江藤新平、後藤正象二郎、副島種臣らによってなされた、武力で朝鮮を開国しようと主張する「征韓論」の時代を経て、1910年8月の「日韓併合」に依って大韓帝国が消滅した時代を含め不幸な時代を共有?してきた事になる。
ところが1996年10月、福岡の民放テレビ局であるTXN九州が、開局5周年を記念し、韓国文化放送の「ミニシリーズ」と呼ばれるドラマを3作品放送した頃から韓国ドラマが注目を集め始めた。その後、民主化政治家の金大中大統領が誕生した1998年には韓国の開放政策、2002年の「日韓ワールドカップ共同開催」を経て、日韓両国は恩讐を超えて急速に接近し始めたのである。その間、ハン・ソッキュ主演の映画『シュリ』が日本で注目を浴び、2004年4月からNHKが放送した「冬のソナタ」の大ヒットによって、韓国ブームが巻き起こり放送作品数・放送を行う局が一気に増えたのは、周知の通りである。
更に昨年あたりから、「少女時代」や「カラ」等の女性ボーカル・グループがスタイルとお色気を武器?に新たに注目を浴び始めたが、その矢先、韓国(韓流)ブームに水を差した男が現れた。それは俳優の高岡蒼甫(29)で、何でも妻は「篤姫」やCMでもお馴染みの女優の宮崎あおい(25)らしい。彼は、「正直、お世話になったことも多々あるけど8(チャンネル)は今マジで見ない。韓国のTV局かと思う事もしばしば。うちら日本人は日本の伝統番組を求めていますけど。取り合えず韓国ネタ出てきたら消してます。ぐっばい」とツイッターで発言したのだ。
この発言は、我が国のオバサン連中?のバッシングはもとより韓国国内でも大反響を呼び、その結果所属するプロダクションを辞めざるを得なくなった様である。来日する韓国スターの言動に一喜一憂するオバサン連中や、「カラ」を真似てお尻を振る男女を苦々しく眺めて居た私としたら彼の発言に大喝さいを送りたい。「東日本大震災」という大きな試練を与えられた我々は、「なでしこジャパン」の優勝を知って舞台から降りた韓国の芸能人なんか相手にせず、日本と日本人芸能人を見直すべきである。尤も、大阪弁が飛び交う安作りのテレビ番組は見る気もしないが!そして、昨日新たに我が国の番組作りを批判する慶応大学出身の若手芸能人が現れたようである。やはり、日本人は捨てたものではないと思う。
<上の絵:「征韓論」を唱える西郷隆盛(中央)、下の写真は高岡蒼甫(たかおかそうすけ)>
この前の日曜日、おいらが新聞を見ていたら大変な記事が載ってたんだワン。
「アナログTV放送、2011年に終了!」だって。
おいらは驚いたワン。なんと、今持ってるテレビが全然使えなくなっちゃうってんだからね。ウチにもテレビはあるけど、まだ全然新しくて使えるんでござるよ。それなのに、これが使えなくなるなんて一大事だワン! おいらは急いでご主人に言ったよ。
「ちょっと、ご主人ったら知ってる? テレビが使えなくなるでござるよ!」
するとご主人はのんびり大あくびしながら言ったんだワン。
「あー、地デジのことな。ポチは『地デジ』って知ってるか?」
「知ってるよ、オシリから血が出ちゃうやつだワン?」
「バカっ、そりゃ『切れ痔』だっ!」
「じゃあ、ちょび丸子ちゃんに出てくるおじいちゃん?」
「ポチの大バカっ、それは『ヒデじい』だっっ!」
ご主人はおいらを新聞で思い切りはたきながら言った。
このお話は、5年前の或る雑誌に載っていた物語である。一昨日の正午を以て岩手、宮城、福島の3県を除いて地上波アナログテレビ放送が終了し、地上波デジタルテレビ放送に移行した。デジタル放送(デジタルほうそう、digital broadcasting)は、放送局により行われるデジタル方式の放送のことである。 通常のアナログ放送と同様の電波帯域を使うが、アナログデータの代わりにデジタルデータを伝送する放送である。電波を用いる点で、通信を用いるインターネット放送とは異なるのだ。
完全移行した24日正午から25日朝までに、総務省とテレビ局に合計約15万4000件の問い合わせが寄せられたそうが、早くからテレビやラジオでアナウンスしていたため、大きな混乱は起きていないという。イギリスで1980年代から研究が開始され、BBC放送局において1998年に実用化されたこのデジタル放送、1番のメリットは、チャンネル構成を柔軟に運用できてインターネット通信のような他のメディアとの親和性が高い事だ。要するに狭い領域の中で電波が利用できるため、多チャンネルの展開が容易になるらしい。
世界の地上波デジタルテレビ放送は、大きく以下の3方式に分けられる。
- アメリカ方式(ATSC)
- ヨーロッパ方式(固定向けDVB-Tと移動体向けDVB-H) 又は第二世代ヨーロッパ方式
- 日本方式(ISDB-T) - 同一の周波数帯でテレビ向けと携帯端末向け(ワンセグ放送)が可能。日本方式からは、技術改良によってブラジル方式が誕生し、南米やアフリカなど、日本以外の地域で採用されている日本方式とはこの日本・ブラジル方式を指すという。世界の方式分布は上図の通りだ。
TVの多チャンネル化は、インターネット通信の発達とともに情報量の横溢化に繋がる。的確な情報を掴んで、いかに早く再発信できるかが、これから我々企業を引っ張っていく人間にとって、最重要課題となっていくだろう!
テレビのスイッチを入れたら、1人の女の子が「私のことが嫌いでもAKBのことは嫌いにならないで下さい」と泣きじゃくりながら美人でもない顔をくちゃくちゃにしながらスピーチしている姿が、目に飛び込んで来た。何でも、8月発売予定の人気アイドルグループAKB48の22枚目のシングルを歌うメンバーをファン投票で決める「第3回AKB48選抜総選挙」を行い、2年振りに前田敦子(19が首位に返り咲いたというのだ。秋葉原の頭文字を採った人気グループのAKBが、、2005年に秋元康プロデュースで発足した事は今や誰もが知るところだ。
聞くところに依ると、AKB48の正規メンバーは、「チームA」「チームK」「チームB」の3つのグループからなり、夫々チームカラーが有るらしい。全員がそのうちのどれかにに所属することとなっていて、AKB48劇場での公演は、原則としてチーム毎に行われているという。又、「SKE48」(名古屋)や「NMB48」(大阪)他の姉妹ユニットや研究生の組織が存在し、スタイルや頭の中身は別として?現代風「宝塚」と言っても良いかもしれない。昨年来彼女たちが歌う歌は、次々とヒットしており、去年暮れの我社の屋形船での忘年会でも、或る中年の商社マンが、「会いたかった、会いたかった、イエ~」(題名は知らない)とやって、馬鹿受けした事があった。
この「AKB48総選挙」は、世間の注目を集める一方、物議を醸しているようだ。AKB48関連の商品は、特典を付けることにより、熱心なファンが同じ商品を複数買うように誘導する手法が創生期の頃から取られており、これが一般に「AKB商法」と呼ばれている。今回の投票方法もその典型で、3種類の投票方法の中で一番簡単な方法は、21枚目のシングル「Everyday、カチューシャ」を購入してその中に有る投票用紙に書き込むやり方だ。今回の1~40位の得票総数が108万1332票で、前回の35万2471票から一挙に3倍以上に増加したらしい。1枚のCDの単価が1600円程度と言うから、発表される40位まででも20億円近く売り上げた事になる。
得票数を見ると1位の前田だけでも2億円超の売り上げを達成している計算になるが、本物の総選挙と違って「公職選挙法」のようなルールが無いため、CDを沢山買えばその分投票権が増える。1人で数100枚、数1,000枚買っているケースも有るようで、殆どが収入が少ない学生や若者のため問題になっているようだ。このようなやり方をもし続けるようだったら、どこかで必ず行き詰る筈。過去に、消えて行った、「スクールメイツ」や「おにゃんこクラブ」、或るいは「モーニング娘」と同じ運命を辿らないためにも、次回以降の「総選挙」のルールは、変えるべきだろうと私は思う。
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1月9日よりスタートした上野樹里主演の50作目のNHK大河ドラマ『【江~姫たちの戦国~】の初回平均視聴率が関東地区で21.7%(関西20.7%)だったらしい。本作品は、宮崎あおい主演で話題を呼んだ2008年の『篤姫』を担当した田渕久美子さんが再び脚本を手掛けていることで話題となったが、『篤姫』初回視聴率(20.3%)を上回る好調なスタートだという。因みに昨年の『龍馬伝』は、初回23.2%(関西21.0%)だったらしいが、福山人気にも拘わらず平均視聴率は18.7%と『篤姫』、2009年の『天地人』を上回る事が出来なかった。
皆さんは、1963年(S38年)から始まったこの「NHK大河ドラマ」50作(下図参照)の内、何作ご覧になっただろうか?当然生まれて居ない方も多いだろうから全部観ている方は稀だろうが、娯楽が少なかった時代の「大河ドラマ」は輝いていた。特に昭和50年代の始めから60年台後半迄は、絶頂期と言えるだろう。やはり近代のものや架空の物語は、人気が出ずらいらしく視聴率も低い。信長や秀吉、家康を扱ったものやそれに関連した作品は、何作か放映されているが比較的人気も高いようだ。
私も、暫くお休みしていたが2005年の『義経』あたりから再度観はじめた。今年の『江』は、信長の妹「お市の方』の娘だし、徳川3代将軍家光の母であるため知名度も高く、平均視聴率も『篤姫』並みに25%位は行くのではないかと楽しみにしている!
< タイトル 放送期間 主人公 主演 平均視聴率>
1. 花の生涯 1963年(S38年) 井伊直弼 尾上松緑 20.2%
2. 赤穂浪士 1964年(S39年) 大石内蔵助 長谷川一夫 31.9%
3. 太閤記 1965年(S40年) 豊臣秀吉 緒形拳 31.2%
4. 源義経 1966年(S41年) 源義経 尾上菊之助 23.5%
5. 三姉妹 1967年(S42年) 永井家の三姉妹 岡田茉莉子 藤村志保 栗原小巻 19.1%
6. 竜馬がゆく 1968年(S43年) 坂本龍馬 北大路欣也 14.5%
カラー化時代劇第1期
7. 天と地と 1969年(S44年) 上杉謙信 石坂浩二 25.0%
8. 樅ノ木は残った1970年(S45年) 原田甲斐 平幹二朗 21.0%
9. 春の坂道 1971年(S46年) 柳生宗矩 中村錦之助 21.7%
10.新・平家物語 1972年(S47年 平清盛 仲代達矢 21.4%
11.国盗り物語 1973年(S48年) 斎藤道三-織田信長 平幹二朗-高橋英樹 22.4%
12.勝海舟 1974年(S49年) 勝海舟 渡哲也--松方弘樹 24.2%
13.元禄太平記 1975年(S50年) 柳沢吉保 石坂浩二 24.7%
14. 風と雲と虹と 1976年(S51年) 平将門 加藤剛 24.0%
15. 花神 1977年(S52年) 大村益次郎 中村梅之助 19.0%
16. 黄金の日日 1978年(S53年) 呂宋助左衛門 市川染五郎 25.9%
17. 草燃える 1979年(S54年) 源頼朝-北条政子 石坂浩二-岩下志麻 26.3%
18. 獅子の時代 1980年(S55年) 平沼銑次-苅谷嘉顕 菅原文太-加藤剛 21.0%
19. おんな太閤記 1981年(S56年) ねね 佐久間良子 31.8%
20. 峠の群像 1982年(S57年) 大石内蔵助 緒形拳 23.7%
21. 徳川家康 1983年(S58年) 徳川家康 滝田栄 31.2%
近代三部作シリーズ
22. 山河燃ゆ 1984年(S59年) 天羽賢治-天羽忠 松本幸四郎-西田敏行 21.1%
23. 春の波涛 1985年(S60年) 川上貞奴 松坂慶子 18.2%
24. いのち 1986年(S62年) 未希 三田佳子 29.3%
カラー時代劇第2期
25. 独眼竜政宗 1987年(S62年) 伊達政宗 渡辺謙 39.7%
26. 武田信玄 1988年(S63年) 武田信玄 中井貴一 39.2%
27. 春日局 1989年(S64年) 春日局(おふく) 大原麗子 33.1%
28. 翔ぶが如く 1990年(H2年) 西郷隆盛-大久保利通 西田敏行-鹿賀丈史 23.2%
29. 太平記 1991年(H3年) 足利尊氏 真田広之 26.0%
30. 信長 1992年(H4年) 織田信長 緒形直人 24.6%
31. 琉球の風 1993年(H5年) 楊啓泰 東山紀之 17.7%
32. 炎立つ 1993年(H5年) 藤原経清/藤原清衡-藤原泰衡 渡辺謙(二役)-村上弘明 17.3%
33. 花の乱 1994年(H6年) 日野富子 三田佳子 14.1%
カラー時代劇第3期
34. 八代将軍吉宗 1995年(H7年) 徳川吉宗 西田敏行 26.4%
35. 秀吉 1996年(H8年) 豊臣秀吉 竹中直人 30.5%
36. 毛利元就 1997年(H9年) 毛利元就 中村橋之助 23.4%
37. 徳川慶喜 1998年(H10年) 徳川慶喜 本木雅弘 21.1%
38. 元禄繚乱 1999年(H11年) 大石内蔵助 中村勘三郎 20.2%
ハイビジョン化時代
39. 葵徳川三代 2000年(H12年) 徳川家康-徳川秀忠-徳川家光 津川雅彦-西田敏行-尾上辰之助 18.5%
40. 北条時宗 2001年(H13年) 北条時宗 和泉元彌 18.5%
41. 利家とまつ 2002年(H14年) 前田利家-まつ 唐沢寿明-松嶋菜々子 22.2%
42. 武蔵 2003年(H15年) 宮本武蔵 市川新之助 16.7%
43. 新選組! 2004年(H16年) 近藤勇 香取慎吾 17.4%
44. 義経 2005年(H17年) 源義経 滝沢秀明 19.5%
45. 功名が辻 2006年(H18年) 千代 仲間由紀恵 20.9%
46. 風林火山 2007年(H19年) 山本勘助 内野聖陽 18.7%
47. 篤姫 2008年(H20年) 天璋院(篤姫) 宮﨑あおい 24.5%
48. 天地人 2009年(H21年) 直江兼続 妻夫木聡 21.2%
49. 龍馬伝 2010年(H22年) 坂本龍馬 福山雅治 18.7%
50. 江 姫たちの戦国 2011年(H23年) 江 上野樹里 ?
51. 平清盛 2012年(H24年) 平清盛 松山ケンイチ
毎週楽しみにしていたNHKの大河ドラマ「龍馬伝」が先週で終わった。この物語は、福山雅治演じる坂本龍馬と香川照之演じる岩崎弥太郎を中心に、武市半平太(大森南朋)、勝麟太郎(武田鉄也)、桂小五郎 (谷原章介) 、山内容堂(近藤正臣) や後藤象二郎(青木崇高)等が複雑に絡み合う実録ドラマである。主演の福山雅治の人気が元々アジアで高かったため、放送前から海外からの引き合いが多く、2010年11月15日より台湾で放送が開始される他、韓国では2011年1月、タイでも2011年2月からの放送が決まっているそうだ。他にも中国や香港、ベトナムなどの各放送局とも交渉していると言う。暫くは福山"龍馬"のイメージが消え去らないだろう。
その他、高橋克実演じる西郷吉之助は今一つだったが、舞踏家の田中 泯演じる吉田東洋も良かった。中でも私が興味を持って見た人物が、「人斬り以蔵」と呼ばれた佐藤健演ずる岡田以蔵(1838~1965)である。岡田以蔵は、河上彦斎(肥後)、中村半次郎(薩摩)、田中新兵衛(薩摩)と並んで「幕末の四大人斬り」と呼ばれた人物だが、その中でも最も多くの人を斬った(10人以上?)と言われているのが以蔵だ。性格は粗く酒色を好んだとの事だが、今回も萩原健一、哀川翔『勝海舟』、竹中直人『坂本龍馬』、反町隆史『龍馬におまかせ』、長瀬智也『龍馬がゆく』など過去に色んな俳優が演じてきたと同じく悲劇のヒーロー?の設定である。
土佐の郷士の子息として教育を受けた以蔵は、龍馬の口利きで勝海舟(麟太郎)やジョン万次郎の護衛を務めたがあるらしい。以蔵は土佐勤王党を興した武市半平太を終生師と仰ぎ忠誠を誓ったものの、土佐勤王党弾圧により山内容堂に捕縛された武市が、同じく京で捕らえられ土佐に送られた以蔵が拷問により自白するのではないかと疑念を持ち毒殺を図るのである。しかし、未遂に終わり、その武市の裏切りを知った以蔵は、これまで拷問に耐えてきたがついに全てを自白してしまい、武市の罪状が決定した。
武市のために、多くの人を斬ってきたが、その信じていた人に裏切られため頑固で純粋な性格が災いし、一気に耐えてき気持ちが崩れて行ったのであろう。そして、1865年(慶応元)年、打ち首の上、晒し首となったのである。その時の辞世の句が、
『君が為尽くす心は水の泡 消えにし後は澄み渡るそら』
何と気品に満ちた素晴らしい句だろうか!
【『龍馬伝』で岡田以蔵を演じた佐藤建と今でも線香の煙が絶えない以蔵の墓】



