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3月11日に放送されたNHK大河ドラマ『平清盛』の第10話の平均視聴率は14.7%(ビデオリサーチ)をで、前回より1.3%の上昇したものの相変わらず低迷している。第10話までの平均視聴率は15.66%だそうで、過去最低だった1994年の「花の乱」(三田佳子主演)の14.1%に迫っている。時代が古すぎるのと主演の松山ケンイチ始め共演人(中井貴一、深田恭子、加藤あい、成海璃子、玉木宏、武井咲 他)に魅力が乏しい事も影響しているだろう。1994年は別として、過去女性が主人公の時は意外と検討している為、今後大河ドラマに最も出演して欲しい女優を考えてみた。
私は断然、≪吉永小百合≫を挙げたい。実は彼女、今日3月13日が誕生日(1945年生)で現在67歳となるが、テレビのコマーシャル(シャープ・三井ホーム・JR東日本)で見る限りとてもその年とは思えない。当時の日活映画のライバル和泉雅子(1947年生)や松原智恵子(1945年生)に比べ、遥かに肌に艶が有って若々しい。吉永は何処に行くにも常に水着を持ち歩き、殆ど毎日泳いでいるらしく、水泳が若さを保つ秘訣らしい。彼女は調べてみると過去2回大河ドラマに出演している。伊達騒動の原田甲斐を描いた1970年の平幹二郎主演の『樅の木は残った』と平将門役を演じた加藤剛主演の『風と雲と虹と』である。
随分昔のはなしだし、テレビドラマ出演も1989年フジテレビの『春までの祭』まで遡るようだ。「サユリスト」を自認するタモリが、同時期早稲田大学第二文学部に在籍していた当時、学生食堂で吉永が食事しているのを偶然に発見した際、吉永の食べ残しを食べようか迷った末、思いとどまったというエピソードは有名なはなしだ。吉永を大河ドラマに主演させるとしたら、さて共演者は誰が良いだろうか?先ず私は今や国際的スターとして君臨する渡辺謙を推薦する。その他には、北大路欣也、西田敏行、竹中直人、佐久間良子、三田佳子辺りでどうだろうか?
<上下共、左から和泉・吉永・松原>
タモリを始め我々「団塊の世代」を中心としたサユリストの圧倒的な支持を得るだろうが、しかしそれだけでは視聴者が偏っていけない。この布陣にAKB48の前田敦子と向井理を加えたら間違いなく平均視聴率は30%を超えると思うのだが・・・・・?(私は名プロデュサーになれる?)
NHKの大河ドラマを数年来観ている事は前にも書いた。今年は、松山ケンイチ(26)主演の「平清盛」だが、アメリカに行って観ることが出来なかった第5話以外は、今回も全て観ている。しかし、12日に放送され第6話の、平均視聴率が13・3%(関東地区)だったことが13日、判明した。初回17・3%で初回視聴率歴代ワースト3位でスタートした同作は、兵庫県知事、広島県知事などの発言などで話題を集めたものの、第2回以降は第4話迄が同じく17%代、第5話は16・0%と推移していたが、第6話で一気に15%をも割り込み、前回より2・7%と大幅に下落したという。6話までの平均視聴率も16・6%と史上最低らしい。
大河50周年の記念作となる本作の脚本は、NHK朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」(07年放送)などを手掛けた藤本有紀氏が書き下ろしたもので、王家、貴族、武士が覇権を争っていた混迷の平安時代末期を舞台に、松山ケンイチ演じる平清盛(1118~1181年)の生涯と壇ノ浦の戦いまでの平家一門の栄枯盛衰を描いた物語だ。但し、これ迄の松山ケンイチ『清盛』を見る限り、只の向う見ずな荒武者としか描かれておらず、何処にもこれと言って光るものが有るようには感じ取れない。
松山ケンイチという役者を私はよく知らないが、和製ジョニー・デップと言われる通り、役者としての資質をそれなりに持ち合わせていると聞いたことが有る。中学時代から棒高跳びをやっていて、身長180cm、体重60kgという体型も役者としては立派なものだ。但し、その触れこみもテレビの画面を見る限り、過去のもので今は太り気味でシャープさを感じ取ることができない。第一、演技が少し大袈裟過ぎる。1昨年の『坂本竜馬』の福山雅治も薄汚かったが、福山は爽やかで子供から年寄りまで嫌いな人が少ないタイプだったと思う。そして致命的なのは、松山が某宗教団体の信者という噂だ。
噂が本当かどうかは知らないが、世の中には"アンチ某宗教団体"の人も多いと思うので、事実なら余程の事が無い限り残念ながら視聴率のアップは望めないだろう。
NHKのスペシャルドラマ、司馬遼太郎原作の歴史小説「坂の上の雲」が昨日で完結した。この小説は、1968年(昭和43年)から1972年(昭和47年)にかけ『産経新聞』に連載されたものである。『坂の上の雲』という題名は、松山出身の秋山好古(よしふる・ドラマでは阿部寛が演じた)、秋山真之(さねゆき・同本木雅弘)の兄弟と、正岡子規(同香川照之)の3人を主人公に、彼らが明治という近代日本の封建の世から目覚めたばかりの日本が、登って行けばやがてはそこに手が届くと思い込んで登った列強の近代国家というものを「坂の上の雲」に準えて切なさや虚しさ、そして喜びなど万感の念を込めたものである。
この壮大な小説をNHKは、2009年から3年がかり3部構成、全13話で放映した。通常の大河ドラマは1回45分間であるが、この作品は1回90分間で制作されている。制作費も大河ドラマを上回るケタ違いの規模であるとしている。司馬遼太郎には新聞連載中から「本作を映像化させてほしい」とのオファーが殺到していたという。しかし「戦争賛美と誤解される、作品のスケールを描ききれない」として司馬は許可しなかった。当時、NHKのオファーに対して司馬も心が動いたらしいが、考えた末最終的に「やっぱり無理やで」と断ったらしい。
司馬の死後、NHKの「総力を挙げて取り組みたい」との熱意と"映像技術の発展"により、作品のニュアンスを正しく理解できる映像化が可能となったとして、1999年に司馬遼太郎記念財団が映像化を許諾し製作が開始された。第1部は、松山に生まれ育った3人が夫々、陸軍、海軍、そして俳句の世界に志を分かつ様子と日清戦争に勝利した日本の前には極東進出を狙う大国ロシアの脅威が迫るまでを描いている。第2部は、イギリスと同盟を結んだ我が国に於いて、好古が陸軍で騎兵を組織し、真之が英国駐在を経て海軍大学校の教官に就任して次代を担う指揮官の育成に励み、一方で子規は俳句の革新を成し遂げ、壮絶な闘病の末に世を去るまでを描いている。
第3部がこのドラマのクライマックスで、日露戦争(1904〜05年)勝利のポイントとなった乃木希典や児玉源太郎率いる陸軍が旅順総攻撃や203高地で勝利を収める姿や、東郷平八郎率いる日本海軍が対馬でロシアのバルチック艦隊を破る姿が描かれている。好古と真之は夫々陸海で重要な役割を演じるのだが、その戦闘シーンはCGを駆使したテレビドラマとしてはかってない程の迫力あるものとなった。日露戦争は、日清戦争を契機として「明治国家」が総力を挙げて戦った最初の国民戦争であり、国際社会でも列強?・日本印象付ける最初の戦争となったのだ。
そしてそれは、残念ながら大正・昭和にかけての軍国主義から太平洋戦争に向かう、日本の進路に大きな影響を与える出来事となったのである。巨匠司馬遼太郎氏は、主人公3人を通じて繰り返してはいけない真実の歴史を語り継ぐために、この巨編を完成させたのではないだろうか?
<左から71歳で没した秋山好古、最終階級は陸軍大将で廟は故郷松山。中が49歳で没した秋山真之、最終階級は海軍中将で廟は港区青山。右が39歳で没した正岡子規、廟は北区田端。因みに、民主党所属の現参議院議員大石尚子(75歳)は、真之の孫である。>
今年で62回目を迎える大みそか恒例の国民的行事?「NHK紅白歌合戦」の出場歌手が決まった。今年は初出場の7組を含め、紅白合わせて55組が出場の予定で、司会は紅組が井上真央で白組が嵐だそうだ(写真)。
出場者は次の通りだ。()内は出場回数。【紅組】▽aiko(10)▽芦田愛菜(初)▽絢香(5)▽アンジェラ・アキ(6)▽いきものがかり(4)▽石川さゆり(34)▽AKB48(4)▽KARA(初)▽川中美幸(24)▽神田沙也加(初)▽倖田來未(7)▽伍代夏子(18)▽小林幸子(33)▽坂本冬美(23)▽椎名林檎(初)▽少女時代(初)▽天童よしみ(16)▽夏川りみ(6)▽西野カナ(2)▽Perfume(4)▽浜崎あゆみ(13)▽平原綾香(8)▽藤あや子(17)▽松田聖子(16)▽松任谷由実(2)▽水樹奈々(3)▽水森かおり(9)▽和田アキ子(35)。
【白組】▽秋川雅史(4)▽嵐(3)▽五木ひろし(41)▽猪苗代湖ズ(初)▽EXILE(7)▽NYC(3)▽北島三郎(48)▽郷ひろみ(24)▽鈴木福(初)▽SMAP(19)▽千昌夫(16)▽東方神起(3)▽TOKIO(18)▽徳永英明(6)▽AAA(2)▽長渕剛(3)▽西田敏行(4)▽氷川きよし(12)▽平井堅(7)▽FUNKYMONKEYBABYS(3)▽福山雅治(4)▽flumpool(3)▽細川たかし(35)▽ポルノグラフィティ(10)▽森進一(44)▽ゆず(4)▽L'Arc~en~Ciel(5)。
「紅白歌合戦」の前身は終戦直後の1945年の大晦日に放送された『紅白音楽試合』というラジオ番組だ。当初はこの1回こっきりの放送の予定だったが、あまりの好評から放送5年後の1951年(昭和26年)の正月にタイトルを「紅白歌合戦」と改めてテレビの実験放送で放送され、現在に至る。因みに、その時の司会は、紅組が加藤道子、白組が藤倉修一、トリが紅組が『桑港(サンフランシスコ)のチャイナタウン』の渡辺はま子で、白組が『長崎の鐘』の藤山一郎である。「団塊の世代」の私は、生まれているものの当時の事は憶えがない。但し、この歌二曲は知っているから私の記憶力は大したもの?だ。大晦日の開催を行った理由は、当時、年末年始には大晦日しか大規模な会場が開いていなかったことが一因だというから面白い。
今から四半世紀前に出版された『10年後の日本』という本の中で、 "日本から電信柱が消える"等に並んで"「紅白歌合戦」が無くなる"という下りが有ったが、何れも健在である。通算成績は、白組の33勝28敗でここ6年連続白組が勝利している。但し、視聴率は江利チエミと宮田輝が司会した1963年の第14回大会の81.4%は別格として、紅組の勢いが優っている年の方が、視聴率は良いような気がする。最低視聴率は、1989年の40回大会から1部、2部制になったので一概に比較できないが、1部は2006年の57回大会(司会:仲間由紀恵・中井正広)の30.6%、2部が2004年の55回大会(同:小野文恵・阿部渉)の39.3%だ。
しかしそれにしても、遊びが多様化した中の30%超えは凄いし、未だに「お化け番組」と評してもいいだろう。とは言え、過去にこの「お化け番組」が裏番組に瞬間的に負けた事が有った。2003年の格闘技「K-1ダイナマイト」で、ボブ・サップと曙が戦った23時からの4分間だけ関東地区における瞬間視聴率で「紅白」が後れを取ったのだ。(この時に紅白で出ていたのは今年も出場する長渕剛)。今年の話題は、お子ちゃまたちと韓流ポップスの出場である。最近の私は、余り「紅白」を観る機会が少なくなったが、大晦日に自分の部屋で一人裏番組を観るのも"大人げない?"し、観ようか観まいか迷っているところである。(*^_^*)
外国映画を観ていて、嬉しくなる事が有る。それは、映し出された画面に日本製品が出てくるケースである。車では、トヨタ、ニッサン、カメラでは、キャノンやオリンパス、ニコン、PCでは、ソニー、薄型テレビでは、同じくソニーやパナソニック等がちょくちょく出て来る。ところが昨日、ショッキングなニュースが流れた。パナソニックが、2012年3月期の連結最終損益が4200億円の赤字となる見通しで、不採算部門のテレビ部門を縮小し、成長産業の環境・エネルギー部門に軸足を移すというニュースだ。
我々日本人は長い間、日本の工業製品は世界一の品質だと信じて来た。ビジネスホテルなどを除いて現在、一般家庭で韓国や中国の薄型テレビを観て居る家庭は少ないだろう。ところが今や、サムスンやLGなど韓国メーカーが不人気なのは日本だけなのだそうだ。ウォン安を背景にV字回復を見せた韓国は、大統領が営業マンとなって活動した事もあって、韓国は日増しに世界経済において存在感をに増しつつある。テレビを筆頭に韓国ブランドの家電製品は「中国製よりも高品質、日本製よりもお手頃」という立ち位置を確立し、世界中で急速にシェアを伸ばしているようだ。
パリやロンドンの家電量販店でも、日本メーカーを抜いて人気トップだというし、31日までの市場調査で、アメリカ市場でも今年四半期の実績で初めて韓国製薄型テレビが50%を上回ったという。サムスンが37%でトップ、LG電子が13%、パナソニックが9%、ソニーが9%、東芝が7%と言うから日本製の惨敗と言えよう。原因は、生産コストの差である。円高と原材料の高騰が直接的な原因だが、これは直ぐ解決出来るものではない。日本のメーカーは、非採算部門を縮小するか円高を回避するために工場の海外移転を加速するだろう。海外で作られた製品は、ブランドは国内メーカーであれ日本製ではないのだ。
残念乍、このままでは世界は勿論日本の家庭からも日本製テレビが消えて行くだろう。



