Category: ファッション

最近詰まらないことで悩むケースが多くなった。その一つに≪マフラーの巻き方≫が有る。我々の若い頃は、首から自然に垂らし2本纏めて上着の中に押し込むか、ネクタイと同じように1回結んで前後に垂らす位しかしなかった。ところがどうだろう?最近の若者は、色んな巻き方をして街中を闊歩している。歯ブラシの持ち方も昔と違うようだから、≪マフラーの巻き方≫が変わっても不思議ではない。恐らく男女合せて十数種類の巻き方が有ると思われるが、世のオジサンたちが気取って真似しても笑われるのがオチな巻き方が殆どのようだ。

page-base.JPG                    <こんな巻き方はとても出来ないよ!(*^_^*)>

最近寒いので、アンゴラの長いマフラーを2本デパートで買い足した。その際、恐る恐る年配の女店員さんに巻き方のレクチャーをお願いしたら、マフラーの中間で二つに畳んで房が付いたマフラーの先端を二つに畳んでできた空間に押し込む方法を教わった。このやり方はポピュラーのようで知らない訳ではなかったが、私がやっていた方法は、長手方向に二つに折って狭くし更に同じ方法で先端を突っ込んでいたので、恰好悪く暖かくもなかった。何事も恥を忍んで聞いてみるものだと改めて悟った。

以前、ネクタイの結び方に付いて書いたような記憶があるが、ネクタイの結び方は5~6種類しかないので、≪マフラーの巻き方≫の方が圧倒的に種類が多い。今、店員さんから教わった巻き方を研究中だが、スーツにコートを羽織った時のベストウエイを誰かお教え願えないだろうか?

 

最近電車の中で女性を観察するに、50%の女性がレギンスと称する「足を覆う、ぴちぴちした黒い伸縮性のある布」を穿いて、携帯電話を触っていると断言してもいいのではないだろうか?レギンス(leggings)とは、ボトムスの1種である。レギングや、レギングスともいうらしい。現在は女性のファッションとしてその言葉が広く使われているが、本来は乳幼児が用いる裾口にゴムひもを付けて足裏にかけるニット製のズボン風の衣類の名前なのだ。このレギンスが、ヒョウ柄やゼブラ柄の洋服、スカジャン、ダボッとしたジーンズ、デカサングラス、つけまつげなどと並んで男性が嫌いな女性のファッションに入っているのを、世の女性はご存じだろうか?

私もこの暑い夏に何も蒸れそうなファッションをしなくても思っているが、女性はそうではないらしい。或る雑誌の取材で27歳の女性は、「レギンス&トレンカ依存症です!!生足なんて恥ずかしくて見せられないし、落ち着かない!」と答えていて一度穿いたら止められないらしい。正に、中高年?から中高生まで街で穿いているこの「足を覆う、ぴちぴちした黒い伸縮性のある布」について少し解説してみよう。下の絵の1番左が、「ニーソックス」と言い膝上までかかる靴下である。「絶対領域」と一部のネットの中では崇められているそうだ。(絶対領域=スカートとオーバーニーソックスの狭間に存在する空間。 一部の人間に絶対的な効力を及ぼすことからそう呼ばれる)

2番目は、「トレンカ」というやつで今年、流行っているらしい。レギンスやスパッツとの違いは、かかとにひっかけるような仕様になっていて足や足首を美しくみせるというので、レギンスよりもオシャレ度は高いそうだ。靴は当然ハイヒールである。左から3番目が、太ったおばさんもその魅力(悪魔?)にとりつかれて穿いている「レギンス」である。スパッツをオシャレに言い換えたのが「レギンス」だそうで、足首まで覆う10分丈から膝上の5分丈など、いろいろな長さが存在するらしい。低いパンプスやサンダル姿でも気軽に穿けるのが、受けて居る要因のようだ。

スカートのしたにレギンスやトレンカを履くと、足が細く見えるとか、パンツが見えないとか、ミニワンピを着るのに抵抗があってもスパッツを履けば着れるとか、いろいろと女性が支持するメリットがあると聞いた。この他にも、脚先から腰までのタイツやストッキングが有るが、ここでは割愛しよう。しかし、何といっても世の男性が好むのは、1番右の「生足」で、見る事ができなくなって久しい。「世の若い女性諸君!東日本大震災を機に原点に立ち戻ろうではありませんか!」余り関係ないか、ガクッ(~_~;)

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本来6月1日から実施されるべき≪クール・ビズ≫が、今年は節電の為政界では前倒しして5月1日から実施された。終了時期は例年と同じ9月末日で変わらないらしい。≪クール・ビズ≫は英語の「涼しい」という意味のクールcool)と、仕事や職業の意味を表す「ビジネス」(business)」の短縮形ビズBIZ)をあわせたグンゼが考え出した造語で、第二次小泉内閣時代の2005年4月に行われた環境省の公募によって選ばれた。当時の環境大臣が小池百合子で、頻繁にPRしていたのを憶えて居る方も多い事だろう。従って現政権の民主党内では、これに抵抗する先生方も多いと聞く。

私もサラリーマン時代と違って、普段事務所にいるときは常に≪クール・ビズ≫である。当然のことながら、何が有っても良いようにネクタイは常にロッカーの中に2~3本用意している。外回りの営業マンには、5月末までユニフォームにネクタイを着用させているのをやや心苦しく感じるている。私は多くの方々と同じく、ワイシャツは1日しか着ない。1日着たら、必ずクリーニングに出すので結構ワイシャツは沢山持っている。。「カッターシャツ」や「ドレスシャツ」とも呼ばれるワイシャツは、主に男性の背広の下に着用してネクタイを装着する前開きのシャツである。

私は身体が大きいので、デパートでオーダーメイドを買う事が殆どだ。オーダーとなると、作りやデザインに凝りたくなる私が居る。昔はタブカラーピンホール(アイレット)カラーも着たが 、最近ではボタンダウンが主流だ。ネクタイをする事が少ないので、カラーワイシャツそれも襟と袖(カフス)だけ白無地の生地を用いた「クレリックシャツ」が多い。袖にネームやマークを入れる事も。そもそもクレリックとは僧侶(特に牧師)の意味で、。正しくは「セパレーテッド・カラー」などと呼ばれる。何故クレリックなのかは、牧師が通常礼拝の際に着用するガウンからはみ出しているシャツの襟やカフスがガウンと色違いであることやからそう呼ぶようになったらしい。

110516_082014 (1).JPGカラーワイシャツで面白いエピソードが有る。新入社員で会社に入って暫くして、同期の或る人間と社内、社外を問わずカラーワイシャツで押し通す事を約束した。白いワイシャツしか着ない時代だったので我々2人がやけに目立ってしまい、上司からカラーワイシャツを止めるように注意を受けたが、我々は頑としてそれで聞き入れなかった。その直後から世の中は、カラーワイシャツブームが沸き起こり皆が着始めたから面白いものである。今は亡きその同期とは、正月休みに決して髭(ひげ)を剃らないと約束して、新年早々ヒンシュクものだったが、神戸出身のかれが「松の内」が明けて出て来るまで、私は斑(まだら)髭を伸ばし続けた。

その他にも、1982年の暮れに九州に転勤する際、事前に住む家を探しに行くため不動産や立ち寄った際に、全く相手にされない事があった。その時の格好が、赤のタータンチェックのワイシャツにガラス繊維が入った光沢がある明るいブルーのスーツ、セリーヌの大きなバックルが付いたベルトという出で立ちだったので、時節柄食い潰して都落ちした「その筋の人」に見えたらしい。会社から連絡を入れて貰っていたから、事情を説明して事無きを得たのである。人は見掛けによらない典型的な例?である。

<写真は今朝出がけに慌てて撮った私のワイシャツの一部、白のまともなものは2着しか持っていない>

101203_070750.JPG今テレビのワイドショー番組で持ち切りなのが、歌舞伎俳優の市川海老蔵が全治6週間の重傷を負った傷害事件である。徐々に事実関係が判明しているようで、相手に灰皿で酒を飲ませようとしたとの報道も有る通り、海老蔵側にも非があるようだ。一説によると彼は日頃から酒を飲むと「俺は人間国宝の家系」だとか、「お前は給料を幾ら貰っているのか?」とか聞いて相手を馬鹿にするらしい。要するに記者会見をキャンセルして、夜中に飲みに行った事実で判る通り彼は所謂「嫌な奴」で、しかも酒癖も悪いのだ。

酒癖が悪い」と言えば、お酒を飲むと誰彼なく喧嘩を吹っ掛ける酒癖の悪い人間を何人か私は知っている。今から30年位前の年末、忘年会の2次会で六本木の「ブロンコ」というスナックに同僚達と飲みに行った。先に入った私の2年先輩のI氏に遅れる事1分程経って入店したら、I氏が先に来ていた見知らぬ客と喧嘩を始めていた。理由を聞くと、どうもI氏が入った途端、相手も酔っていて訳もなくI氏茶化したらしいのだ。その場は何とか収まったのだが、I氏は宥めに入った私の一つ年下のS君にI氏は矛先を向けて当り散らし始めた。

今は亡きS君は大変生真面目な男で、高校出で会社では先輩なので入社当初私は彼を「Sさん」と呼んでいたが、「藤本さん、私は貴方より年下なので君付けで呼んで下さい」と言った事でも判る通り好漢である。流石に私はその先輩に腹が立って、「Iさんいい加減にしなさいよ!」と怒鳴ってしまったのだが、それがいけなかった。その言葉を受けて、九州出身のI氏の口から出た言葉が、『貴様生意気だ、表に出ろ!」だった。血気盛んな私も若気の至りで「上等じゃないか!」と応じたのは言うまでもない。その時私は、貰いたてのボーナスで買ったインポート物の「バーバリーのトレンチコート」を着ていたのだが、咄嗟の事で脱ぐ暇もなかった。

店を出た二人は店の前で殴り合いとなり、挙句の果てに掴まれたイッチョーラのコートの襟を約30cm近く破かれたのだ。当時14万円で買った「バーバリーのトレンチコート」の襟は見る影もなく垂れ下がり、酔いも一遍に覚めてしまった。翌日その先輩の奥さんから謝りの電話が私に入り、彼は1日休暇を取った。私は「カケハギ屋」さんに行って、何とか破れ目が目立たないように修復して下さいと懇願した。その修復したコートは、10年近く着たが新しいコートを買った後も、何故か捨て切れず取り出しては眺めていた事を思い出す。その先輩とは、その後も何事もなかった様に仲良くさせて貰ったが、色んな教訓と思い出が詰まっていた≪破かれた「バーバリーのコート」≫である。 185px-BurberryAdvertisement1916-1.jpeg 無題.JPG           

 

<左:1916年のタイロッケン(紐で縛ると言う意味)コートの広告と右は最近余り着る事が少なくなってビニールが被ったままの「バーバリーのトレンチコート」(勿論破られた物とは違います)>

extnews_necktie071204.jpgクールビズの普及が、今年ほど有難いと思える年は過去に無かった。猛暑のさ中、暑苦しいネクタイを締めることは拷問に等しい。民主党の代表選挙が熱気を帯びてきたが、これまでの立会演説会の菅さんと小沢さんの服装は、片やノーネクタイ、片や背広にネクタイ姿と対象的だ。此処数日小沢さんは、エンジのストライプのネクタイを締めていたが、皆さんは何かお気づきになった事はありませんか?そうです!ストライプの線が「左肩上がり」なのです。私はネクタイはどちらかと言うと、プリント派であるためストライプのネクタイの保有は少ないが、全て「右肩上がり」だ。

皆さんもご自分のストライプのネクタイを見てみてください、殆どが右肩上がりの筈です。そこで私は、或るメンズショップに行ってその違いについて尋ねてみた処、次のような答えが返ってきた。「元々は、ヨーロッパで軍服のベルトの方向に合わせたため右上がりになったのです。だからトラッドスタイルは右上がり。これがアメリカに渡って、新しい物好きのアメリカ人が左上がりにしたんですね。左上がりをアメリカンスタイルと言います」「明治維新以来、日本が手本にしたのはイギリスの議会であり、服装も紳士の国イギリスのファッションを見習ったと思われます」

何とイギリスとアメリカでは、ストライプの柄が真逆なのだ。或る統計に依ると、サラリーマンの街、東京新橋で100人を調査したところ、92名が右上がり、左上がりはたったの8名だったという。小沢さんが、気分によって髪の分け目を左右交互に変えることは周知の事実だ。この人は、聞くところに依ると見た目や評判と違ってかなり繊細らしい。従って、今回は何か思うところがあって「左肩上がり」のネクタイをチョイスしたのだろう。日本人が「右肩上がり」が好きなのは、高度成長期へのノスタルジーかもしれない?尤も、小沢さん側からすると「左肩上がり」は、「右肩上がり」なのである。 100909_054455.JPG

          <私が持っている数少ないストライプのネクタイは、全て「右肩上がり」だった」