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2016年9月20日(火) ≪真田十勇士≫ 

今年の1月10日から放送開始したNHKの大河ドラマ『真田丸』が、今秋の日曜日で全50回の内37回目を迎え佳境に入ってきた。『真田丸』は大河ドラマの55作品目だが、脚本は2004年の『新選組』以来三谷幸喜が2度目に書き下ろしたもので、2012年の『平清盛』から続く原作なしのオリジナル作品である。『真田丸』というタイトルは大坂の陣で主人公の真田信繁(幸村)が築いたと言われる出城「真田丸」に由来し、「戦国の世で荒波に立ち向かう一艘の船」に例えた掛詩だそうだ。(ウキぺディア参照)昨年の制作発表時に、人気俳優の堺雅人を主人公・真田信繁役に、信繁の父・昌幸役に草刈正雄を、信繁の兄・信之役に大泉洋を起用するとして話題を呼び、視聴率も今現在17%前後を維持しているようだ。

私たちの年代で真田幸村を語る時忘れてはならないのは、≪真田十勇士≫の存在だ。飽くまで架空の人物のようだが、戦国武将の幸村を助けて勇敢に戦った面々である。出展は江戸時代の講談話である。ここでその10人の名前と特徴を有名な順?から挙げてみよう。

①猿飛佐助(さるとび さすけ)は、真田十勇士でも屈指の実力と人気を持つ忍者(大河にも出てきている)。

②霧隠才蔵(きりがくれ さいぞう)は、猿飛佐助と並び真田十勇士の中でも忍術を得意とする。伊賀忍者の頭領・百地三太夫の弟子とされており、石川五右衛門は兄弟弟子にあたるという。

③三好清海入道(みよし せいかいにゅうどう)は、弟の伊三入道と兄弟で真田幸村に仕える僧体の豪傑である。出羽国亀田の領主出身で、遠戚に当たる真田家を頼って仕えたという。

④三好伊三入道(みよし いさにゅうどう)は、三好清海入道の弟で、やはり幸村に仕える僧体の豪傑。

⑤穴山小助(あなやま こすけ)は、真田幸村の側近の一人。作品によっては幸村の影武者となる。『真田三代記』では幸村の家臣としては特に登場頻度が多い股肱の臣として描かれている。

⑥由利鎌之助(ゆり かまのすけ)は、真田幸村に仕えた豪傑の一人。彼を主役とした『真田三勇士 由利鎌之助』の巻がある。最初は他家に仕官していたが、真田軍に敗れて捕虜となった後に真田家へ加わった。

⑦筧十蔵(かけい じゅうぞう)は、真田幸村の側近の一人。父は真田家の重臣である筧十兵衛虎秀は元は足軽という低い身分だったが、真田幸隆・昌幸に仕えて取り立てられた。

⑧海野六郎(うんの ろくろう)は、真田幸村の側近の一人。真田家重臣の家柄で、叔父は真田家の侍大将を務めていた。

⑨根津甚八(ねづ じんぱち)は、真田幸村の家臣の一人。『真田三代記』でも幸村の家臣・根津甚八郎貞盛として登場。大坂夏の陣の最終局面で幸村の影武者となって討死した。俳優根津甚八は彼から名前を借りたのだ。

⑩望月六郎(もちづき ろくろう)は、真田幸村の側近の一人。作品によっては望月主水、望月三郎などとも呼ばれる。『真田三代記』では、そのほか望月姓の真田家臣が数多く登場する。

私の記憶に残ってのは①~④までの4人だった。これらをネットで調べて行くうちに近々『真田十勇士』(バイトル十勇士)の映画がリリースされる事を知った。どうやら弱い真田幸村を十勇士が助けるというストーリーらしいいが、私たち『団塊の世代』が持っているイメージを壊して欲しくないものだ!img_001

次回は、真田家の家紋であり旗印の「六文銭」に付いて記述してみたいと思う。