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2014年1月14日(火)  ≪月面無人探査機コンテスト『Google Lunar X Prize』≫

例年より長い「お正月休み」の後の3連休を過ごした皆さんが感じている“けだるさ”に加え、更に仕事を忘れる楽しい話をしよう。それは宇宙の話である。今現在、日本の宇宙飛行士である若田光一さんが、昨年の11月7日に宇宙船ソユーズで4度目の宇宙へ旅立ち、6ヶ月間の宇宙ステーションISS)長期滞在ミッションを遂行している。そして、中国の無人月探査機「嫦娥(じょうが)3号」が14日夜、着陸に成功したというニュースが飛び込んできた。

かくのごとく宇宙から送られてくる美しい映像を容易に観られようになったし、各国の旅行社が3000万円弱の費用で企画した宇宙旅行の旅が実現できる時代となった。我々が宇宙旅行を最初に意識したのは、1961年4月12日にロシア(当時はソ連)のユーリィ・ガガーリンボストーク3KA-2で世界初の有人宇宙飛行に成功した時からである。次いで、人類史上初めて、アメリカ合衆国のアポロ11号ニール・アームストロング船長とエドウィン・オルドリン月着陸船操縦士による月面着陸ではないだろうか?HISL006_EC217

考えてみれば自動車で、時速100kmのスピードで1時間ほど空に向かってば無重力を体験できる宇宙空間へ到達する。そんな中、グーグルをスポンサーにしたX PRIZE財団は、賞金2000万ドルの月面無人探査機コンテストGoogle Lunar X Prize』に、17カ国の29チームが参加すると発表した。そのコンテストとは、2015年12月31日までに月面に純民間開発の無人探査機を着陸させ、着陸地点から500m以上走行し、指定された高解像度の画像、動画、データを地球に送信したチームに最高賞金2000万ドルが贈られというものだ。2011022222-1

その他にも、ボーナスミッションとして下記のミッションを成功させた場合、それぞれ特別賞金が加算される。(ただし、複数成功させた場合でも上限は400万ドル)

アポロ・ヘリテージ・ボーナス(400万ドル)→アポロ計画で月に残した機器を撮影する。

ヘリテージ・ボーナス(100万ドル)→アポロ計画以外の過去の宇宙開発で月面に残した痕跡を発見する。
 
レンジ・ボーナス(200万ドル)→着陸地点から5000m以上走行する。
 
サバイバル・ボーナス(200万ドル)→月面の夜を乗り切る。(月面は14日昼間が続いた後、14日間太陽が当たらない夜の期間になり温度は-170℃の厳しい環境になる。)
 
ウォーター・ディテクション・ボーナス(400万ドル)→月面で水または氷を発見する。

 実は、参加を表明したアメリカ(6チーム)、ロシア、イタリア、スペイン、カナダ、イスラエル、ブラジル他に混じって日本の『Hakuto』?というチームがノミネートしている。アジアからは他にもインド、マレーシアが参加を表明していて居り、万一アジア勢が勝利すると大変な騒ぎになる筈だ!

(写真上は、「地球は青かった」と言った人類初の宇宙飛行士ユーリィ・ガガーリン。写真下は、月面無人探査機の想像図)