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2014年10月7日(火)   ≪ミステリー記念日≫

今日は、≪ミステリー記念日≫だそうです。なぜなら、史上初の推理ミステリー小説として知られる「モルグ街の殺人」を書いたかの有名なエドガ・アラン・ポー(下の似顔絵)が1949年の今日10月7日に40歳の若さで謎の死を遂げた事に由来しています。平凡な助手を抱える魅力的な探偵が登場し、論理による推理そして意外な犯人、奇想天外ななトリック…。今では定番のお膳立てすが、密室殺人が初めて世の中に登場するこの短編小説は、始祖にしてミステリー小説のお約束を決定づけた文字通り怪作なのです。日本の推理小説の草分けである江戸川乱歩が、彼の名前を真似たネーミングで世に打って出たのは有名な話です。

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シャーロック・ホームズコナン・ドイル)やエルキュー・ポアロアガサ・クリスティ)がこの形式を乗っ取り、以後、探偵が登場するミステリー小説を世界に定着させたのです。ミステリ小説というものは、ポーが作り、ドイルが広め、クリスティジョン・ディクスン・カーエラリー・クイーンが決定付けたともいえるでしょう。世界三大ミステリ作家と言えば、クリスティクイーンカーの3人の作家を指すそうですが、彼らは常に始祖であるポーを意識して書き下ろしたと思われます。「モルグ街の・・・」結末は、実は余りおすすめできるものではありませんが、興味あったら読んでみてください。ポーはもともとこの作品に「トリアノン街の殺人」というタイトルを予定していましたが、死体安置所がある「モルグ街」に変更したと聞きました。

時代が流れ現在世界で最も読まれているミステリー作家は、「天使と悪魔」や「ダビンチ・コード」を書いたダン・ブラウンです。次いで「そして誰もいなくなった」などを書いたクリスティ、その次が「米中開戦1~4」のトム・クランシー、「血霧」や「変死体」のパトリシア・コーンウェル、 「ポーカー・レッスン」のジェフリー・ディーバーと続くそうです。でも相変わらず、コナンドイルや「老人と海」のヘミングウエイ、「ゲームの達人」を書いたシドニー・シェルダンあたりも売れ筋だそうです。今夜あたりは、本箱をひっくり返して昔読んだミステリー小説を引っ張り出し、誰もが寝静まる夜中まで楽しんでみようと思っています。