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2014年6月9日(月)   ≪「AKB商法」と「AKB依存症」に思う≫

7日にフジテレビ系が放送した「AKB48選抜総選挙生中継SP」を私は、垣間見た。正式には『AKB48 37thシングル選抜総選挙』と言い、AKB48の37枚目のCDシングルに参加する選抜メンバーをファンによる投票で決定するイベントだそうだ。この選挙の上位16位までのメンバーが2014年8月に発売予定の37thシングル選抜メンバーとなるという。立候補者は、AKB,SKE,NMB、HKT,JKT,SNH48の中から296名が参加したそうだが、当選枠は前回の64人から80人に増枠されると聞いた。私はAKB関係に疎く、何が何やら判らないままに、15位前後から7位くらいまでの発表を見ていたが、発表される度に当選者がひな壇から次々と降りてきて延々とスピーチをするのだ。

ご覧になった方も多い事だろうが、その間雨が降り続き、全国各地から集まった約7万人と言われるファンが熱心に声援を送るのだ。このシーンは、私にとって信じがたい光景でその日の夜はかなり冷え込んでいたため、風邪を引いたファンの方々も多かったのではないだろうか?投票総数は268万9000票余りと2013年7月に参議院選挙比例代表社民党が獲得した得票数の(得票率2.36%)2倍以上である。ただ気になるのが、「AKB商法」と揶揄される投票有資格者の決定方法だ。AKB48やその各グループのファンクラブサイトの会員は判るが、36t枚目のシングル「ラブラドール・レトリバー」初回限定盤・通常盤・劇場盤の購入者に投票権が付与されると言う。即ち、投票権はCD購入分の数だけ有るのだ。一説には1人100枚以上購入したファンも居たらしい。954016801-1

その様な人たちは、100枚全部聞くわけではなく、人に配ったり中古オークションで売り捌いたり、又は廃棄処分にしたりするそうで資源の無駄使いと言わざるを得ない。先ごろ傷害事件が起きたくだんの「握手会」の参加や「生写真」をゲットするの権利獲得も、CDを買わなければいけないそうだし、限定写真集が5万4千円すると聞いてあんぐりと口を開けたのは私だけではないだろう。どうやら、AKB48発足当時の「手の届くアイドル」、「すぐ側に居るアイドル」という謳い文句からやや逸脱し始めたと言わざるを得ない。しかし、ファンが応援し続ける限り、彼らに「とやかく批判される筋合いではない」と言われればそれまでだ。そこが、我が高校・大学の後輩で仕掛け人である秋元靖(大学は中退)の上手いところだろう。

今回の1位になったのは、渡辺麻友(20/写真上)だそうで、去年が3位、一昨年が2位、一昨々年が5位だったそうだが、恐らく過去の例からすると卒業まで後数年間は君臨し続けるだろう。気になるのは彼女たちの年齢で、因みに各グループの平均年齢を調べた結果、ざっくりとしたものだが、昨年12月の時点でAKBが 22.8歳、SKE 19,6歳、NMB 18,2歳、HKT48 16,6歳だそうだ。話は変わるが私の高校時代の友達に、テレビでボーイッシュな髪形でコメットさんを演じて一世を風靡した歌手の九重 佑三子(ここのえ ゆみこ)の大ファンが居た。彼は、私に見せてくれた“金のブレスレット”を彼女にプレゼントするのだと毎日放課後に彼女の家の前で待ち続けていた。4b3c00cf

しかし残念ながら、その内その友達は退学になって私の高校を去ったため、豪華そうな“金のブレスレット”を彼女に渡せたかどうか聞かずじまいにお終わってしまった。私は生まれたこの方、アイドル依存症になったことはないが、それは喜ぶべきか?悲しむべきか?答えはどちらであろう。