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2017年8月9日(水) ≪フランスの名女優ジャンヌ・モロー逝く≫

一世を風靡したフランスを代表する女優兼歌手のジャンヌ・モローが去る7月31日、89歳で亡くなった。御覧の通り(◎はアカデミー賞に外国作品賞でノミネートされた年)、フランスは我が国に次ぐ6番目の映画大国だが、昔ほど日本で公開されなくなったから映画通の方でも若い方々は昔のフランス人女優を知る人は少ないと思う。例えば、シモーヌ・̪シニュオレ(1921~1985)、アヌーク・エーメ(1932生)、ブリジット・バルドー(1934生)、ミレーユ・ダルク(1938生)、アニー・ジラルド(1931~2011)、マリナ・ブラディ(1938生)、カトリーヌ・ドヌーブ(1943生)、ジュリエット・ピノシュ(1964生)など文字通り、「きら星のごとく」古き良き時代の銀幕を飾ったスターたちだ。

1位:インド 2015年:1907◎ 2014年:1868◎ 2013年:1724◎
2位:アメリカ 2015年:791 2014年:707 2013年:738
3位:中国 2015年:686◎ 2014年:618◎ 2013年:638◎
4位:日本 2015年:581◎ 2014年:615◎ 2013年:591◎
5位:フランス 2015年:300◎ 2014年:258◎ 2013年:270◎
6位:イギリス 2015年:298◎ 2014年:339◎ 2013年:241◎
7位:韓国 2015年:269◎ 2014年:248◎ 2013年:207◎

50歳以下の俳優では、映画の本場ハリウッド進出組も多く、ソフィー・マルソー(50歳)、マリオン・コティヤール(41歳)、エバ・グリーン(37歳)、ロキサーヌ・メスキギダ(35歳)あたりが有名だ。さて、ジャンヌ・モローの話に戻るが、数多有る作品中で最も印象に残っているのが、彼女が30歳の1958年に公開されたルイ・マル監督でモーリス・ㇿネ(恋人役)、リノ・バンチュラ(刑事)と共演した『死刑台のエレべーター』だ。代表作といわれることが多いこの作品、あらすじはこうだ。

THE BRIDE WORE BLACK, Jeanne Moreau, 1968yjimage (1)

電話で愛を語り合う男女。ジュリアン・タベルニエ(モーリス・ㇿネ)はフロランス・カララ(ジャンヌ・モロー)の夫が社長を務める会社の社員で、フロランスと恋人関係にあった。ジュリアンは、フロランスの夫を自殺に見せかけて殺す。一旦は会社を出た彼だが、証拠隠滅のため再び会社に戻る。ところが運悪く、ジュリアンはエレベーターに閉じこめられてしまう。約束の時間を過ぎても来ないジュリアンを心配し、夜のパリをさまようフロランス。ジュリアンに憧れる花屋、その恋人にも焦点を当てながら、物語は思わぬ方向に進んでいく。(ウキペディア参照)

細かな部分は省いたが、若き日の若夫人ジャンヌ・モローの妖艶で美しさが満載のこの映画、息もつかさぬスピーディな展開は今見ても古さは感じない。映画好きで興味がある向きは是非ご覧あれ。きっとフランス映画の面白さが堪能出来る筈である。