れ2012年1月17日(火) ≪一度は乗って見ったい豪華客船?≫
人間生まれたからには、体験してみたい豪勢な余暇の過ごし方の一つに"豪華客船の旅"が有る。しかし、我々庶民の大半は新聞や旅行雑誌の案内を羨ましく眺めるだけで一生という幕を下ろすのである。しかし、今回の地中海クルーズの豪華客船「コスタ・コンコルディア号」のイタリア中部はトスカーナ州の西に広がるティレニア海に浮かぶジリオ島沖 での座礁・転覆事故をニュースで目の当たりにした人達は、その考えを変えざるを得ないだろう。今日現在6名の死者と数十名の行方不明者がいるらしいが、ヨーロッパの金融不安という事態を踏まえ、最悪のタイミングで起きた事故と言えよう。
≪左からコンコルディア、タイタニック、タイタニックと飛鳥の比較表/写真をクリックすると大きくなります≫
何故なら、世界的な経済危機の影響で、豪華客船の潜在顧客は自分たちの雇用や懐具合に不安を抱えており、事故発生前もクルーズ船業界には逆風が吹いていたからだ。益して、船長ら乗務員の対応もお粗末千判で、「何おか況や」である。日本人乗客43人を含む、乗客乗員4229人が乗船していたらしいが、彼らの殆どが事故の状況を知って映画『タイタニック』や『ポセイドン・アドベンチャ-』を思い浮かべ、生きた心地がしなかった筈だ。現実に船内はパニック状態に陥ったと聞く。
『ポセイドン・アドベンチャ-』は、1969年にに発表されたポール・ギャリコの小説を映画化したものであるが、『タイタニック』はご承知の通り、1912年4月14日の深夜に氷山に接触し、翌日未明にかけて沈没した正真正銘の海難事故だ。乗員乗客合わせて1,513人の尊い命が、北大西洋のニューファンドランド沖に藻屑となって消えたのである。ここで当時最大の豪華客船だった『タイタニック号』と「コスタ・コンコルディア号」を比べてみるとこうなる。
<総トン数> <長さ> <全幅> <速力> <船客定員・乗組員>
タイタニック 46,328トン 269.1m 28.2m 23ノット(42.6km/h) 1324人・899人
コンコルディア 114,147トン 290.2m 35.5m 19.6ノット(36.3km/h) 3780人・1090人
しかし、私は日本の豪華客船『飛鳥Ⅱ』はコンコルディアよりも安全だろうし乗組員も優秀だろうから、未だ一度は乗ってみたいと思っている!



