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7月16日(金)  ≪残念・・・シリン・ネザマフィさんは落選!≫

日本文学振興会は、15日第143回芥川賞赤染晶子氏の『乙女の密告』を、同じく直木賞中島京子氏の『小さいおうち』を選出した。ご存知の方も多いだろうが、芥川賞・直木賞とは正式には「芥川龍之介賞」「直木三十五(さんじゅうご)」と言い、二人と親しかった菊池寛が文学の振興を図ろうとして提唱し、1935年(S10)に始まったものである。戦時中は一旦j中止されたが、1949年(S24)に再開され、以来毎年2回の受賞が行われる我が国では最も権威のある文学賞である。

芥川賞は、新聞や雑誌に発表された純文学の短編作品中最も優秀なものが選ばれるため、主に無名若しくは新進作家が対象となる。過去に、石原慎太郎・大江健三郎・庄司薫・村上龍・池田満寿夫・高樹のぶ子・荻野アンナ・辻仁成などが受賞しており、比較的女性の受賞も多い。一方直木賞は、同人雑誌や既に単行本として発表された長編の大衆文芸作品の中で最も優れたものに贈られるため、多くは新進・中堅作家が対象になる。過去に、川口松太郎・海音寺潮五郎・井伏鱒二・山本周五郎・池波正太郎・山崎豊子・司馬遼太郎・城山三郎他そうそうたるメンバーが名を連ねている。

実は今回、シリン・ネザマフィという耳慣れない名前の女性作家が芥川賞の候補に挙がっていた。彼女はテヘラン出身の30才のイラン人女性で、2000年に来日し神戸の学校を卒業後パナソニックに入社、システムエンジニアリングをしながら小説を書いていたという。今回は「拍動」という作品でノミネートされたが、残念ながら落選した。彼女は、日本語で執筆しているらしく、只でさえ日本語は難しいのに漢字圏以外の国の人が日本語で小説を書くのは容易ではなかったろう。彼女は、テレビのバラエティー番組に表示される日本語字幕を活用し日本語と話し言葉独特の表現を勉強したという。

私の記憶が正しければ前回も候補に挙がっていた彼女だが、注目集めたのはご覧の通り大変な美人でもあるからだ。しかし、きっと近い将来彼女は芥川賞を実力で物にするだろう。私は、このブログを書き始めて改めて文章を書く難しさを痛感している。特に、「起・承・転・結」の結の部分に頭を悩ますのだ。今日の「」も、又々お粗末なものになってしまった! 2009_04_22_02-1.jpeg

                <シリン・ネザマフィさんは、テヘラン生まれの在日イラン人>