7月12日(月) ≪「先生って誰の事?」・・・タレント候補の明と暗≫
昨日の参議院選挙で政権政党の民主党が大敗し、参議院での与党の過半数割れが確定した。共同通信が全国で実施した「出口調査」によると、民主党は3年前の前回の参院選で、特定の政党を支持しない無党派層からの支持が5割を超えていたが、今回は3割以下に急落した。このことが与党過半数割れの要因となったとみられる。直接的な敗因は、消費税の問題他いろいろ取り沙汰されているが、昨年の民主が掲げた「政権交代」ブームが過ぎ去った事に加え、菅さんの不人気が災いしたように思う。それが証拠に、管さんが応援演説に出向いた都道府県で勝利したのは、輿石参議院会長の所だけで、勝率は1勝14敗と散々だった。
7月1日のブログでも取り上げた通り、今回の参院選でも多くのタレント候補が立候補したが、結果知名度抜群の谷亮子は別として、池谷幸雄・原田大二郎・庄野真代・岡崎友紀・岡部まり・桂きん枝など民主から出馬したタレント候補の多くが討ち死している。特に大阪の人気タレント岡部が落選したのは意外だった。もっともタレント候補で当選したのは、片山さつきなどの元小泉チルドレンを除くと、石井浩郎(自民)・三原じゅん子(自民)など少数である。その他にも落選組には、元「巨人軍」の堀内(自民)や中畑(立ちあが日本)など居るが、野球同様最近の「巨人軍」(石井はもともと近鉄)の凋落傾向?を表わしているのかもしれない。
とjころで、当選した谷や石井、三原は本日只今から「先生」と呼ばれるのだろうか?「先生」とは中国で生まれた言葉で、読んで字のごとく「先に生まれた人」、要するに先輩だけを指すものだった。我が国でも「鎌倉時代」頃までは「せんじょう」と言い、そうだったようだが何時の日からか「教育者や教育家」即ち教育に関して十分な技術や経験を持った人を指すようになった。学校の先生が正しくそうだが、それが転じて、教育者に準ずる者(家庭教師・塾講師・保育士)、芸術家( 音楽家・画家・建築家・漫画家)、文筆家(作家・評論家)、宗教家(僧侶・牧師)、専門職(医師・弁護士)そして政治家(国会議員・地方議員・政党役員)などをそう呼ぶようになったのだ。
昔は、政治家には政治家から教えを請う書生や、秘書が大勢いた。そして彼らは政治家を先生と呼んだのだ。今は、政治家が彼らから「政治のいろは」を教わる?時代になってしまった。今回当選したタレント議員が「先生!」と呼ばれた時、「先生って誰?」と答えて周囲を戸惑わせる事だろう。



