2月16日(火) ≪腰パンとドレッドヘアー≫
スノーボード・ハーフパイプ日本代表の国保和宏選手がバンクーバーに向かう際、日本選手団公式スーツを崩し、腰パンでネクタイを緩め、またブレザーの前は閉めずシャツの裾も出し、更にはドレッドヘアーに鼻ピアス・サングラスという独特のスタイルで成田空港に現れた。この公式ユニホームの着こなしに対し、テレビを見た人々から全日本スキー連盟に抗議が殺到したという。彼は、北海道出身の22歳のプロスノボーライダーで、現在東海大学札幌キャンパスの国際文化学部地域創造学科健康スポーツコース?に在学中だそうだ。
≪腰パン≫は英語ではsagger(sagは垂れ下がったという意味)と呼ばれ、元々は、ニュースクールのヒップホップ系ファッションである。起源には諸説有るようだが、その一つが囚人服だ。囚人服は、たいてい大きめの物が用意されており、自殺防止や武器として使用を防ぐため、ベルトの着用が許されていなかった。このため自然とずり落ちてくるのだが、ヒップホップは抑圧されたアフリカ系やヒスパニック系の文化であり、社会への反骨と受刑者の擁護から腰パンファッションが生まれたとする説がある。しかし、実際は貧困から成長後も着用できる大きなサイズの服を買い与えたというのが本当のところらしい。
一方≪ドレッドヘアー≫は、ドレッドロックスから来ており長期間ブラシやくし或いは鋏を使用する事無く、頭髪を自然に成長させるままにしておく事で形成される、互いに絡まり合ってロープような形状になった髪型のことを言うそうだ。ドレッドロックスの最も古い最初の実例は古代エジプトにまでさかのぼるが、世界の様々な文明で用いられ続けてきた髪型である。しかし何故、スポーツマンであり既婚者の彼がこのような格好をしたがるのだろうか?そう!朝青竜などの振る舞いから判るように、スポーツマンと言う概念が変わりつつあるのかもしれない。
世の中の反応は、「日本代表としての自覚がまったくない!」「日本の恥だ!」っていう厳しい批判と、「今どきの若者らしくて別にいいんじゃないの?個人の自由だよ」「服装よりも結果が重要」と言う擁護する意見とに二分された。意外だったのは、厳しく批判してる人たちの多くが、国母選手と同世代の20代から30代を中心とした若い人たちで、逆に擁護してるのが、50代、60代の人たちだそうだから面白い。彼がメダルを奪取すれば擁護派が多くなると思うが、皆さんはどちらの意見ですか?私は、やはり彼の格好は頂けないと思うのだが!
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