2010年2月2日(火) ≪相撲部屋と年寄名跡≫
日本相撲協会が2年に1度行う役員改選が昨日行われ、8年ぶりに実施された理事選挙で大方の予想に反して貴乃花親方が当選した。本来自分を含め7票しか持ってないと言われていたが、どうやら立浪一門から2票、二所ノ関一門から1票が流れたらしい。彼は現在37歳で、理事選が立候補制になった1968年以来、5番目に若い理事だそうだが、一般社会では課長から若い会社では部長に昇進する年頃で、何の不思議もない。現在横綱朝青竜の暴力事件が世間を揺るがしており、理事長以下理事たちの、今後のかじ取りが注目されるところである。
大相撲の選手?は、「相撲取り」或いは「力士」と呼ばれ、いずれかの≪相撲部屋≫に所属していなければ本場所に出場することはできない。現在の部屋数は、5大一門で47部屋(出羽海12・二所ノ関10・時津風9・高砂6・立浪10)独立系が二所ノ関を離脱した貴乃花部屋、高砂を離脱した高田川を含め5部屋の合計52部屋ある。基本的に親方を中心とする共同生活を営む場であり、結婚するまでは、関取であっても部屋に住むのが基本のルールである。また、関取になると個室が与えられるが、幕下以下の養成員は大部屋で共同生活をするがしきたりで、部屋の運営に当たるのが年寄(親方)と呼ばれる人達である。
このあたりが、相撲がスポーツではなく伝統文化に序される所以で、我々一般人には解り難いところである。引退時に≪年寄名跡≫を取得していない横綱や大関が、横綱5年・大関3年の期間を限って持つことができる一代年寄を除くと、年寄名跡の定数は105家である。日本国籍を有する他、幾つかの条件を満たさないと持てないこの≪年寄名跡≫は、一説には1億円とか2億円すると言われているが、第64代横綱の曙はお金が無くて買えず格闘技の道に進んだと言われている。
このような因習が解り難く、又封建的な制度や厳しい稽古が若い人たちに嫌われ、強い日本人力士が育たない所以であろうが、何故か「相撲取り」の奥さんは奇麗だというのが定番である。以前一緒に食事した事がある武蔵川理事長の奥さんも奇麗だったが、美人妻景子さんが支える貴乃花親方に相撲界の将来に向けて、是非改革に取り組んで欲しいものである。
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