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10月7日(水)  ≪弁慶が二度負けた!≫

≪武蔵坊弁慶≫の格好がトレードマークの亀田大毅が、昨日WBAフライ級チャンピオン・カオウィチット(タイ)に挑戦して善戦?空しく破れ去った。未だ15戦ながら2年前にWBC王者・内藤大助に挑戦して反則負けして以来、2度目の苦渋を味わったのである。確かに≪弁慶≫も2度破れている。京の五条大橋で1000本目の刀を、巻き上げようと義経(当時は牛若丸)と戦って敗れた時と、後に主君となった義経が兄頼朝に岩手県の衣川で滅ぼされた際に≪弁慶≫が『立ち往生』で息絶えた時の2回である。

日本や東洋タイトルの挑戦を無視し続け、大した実績がないままチャレンジした亀田は未だ20歳、昨日の試合を見た限りは技術的にも凡庸な選手で負けるのは当たり前、≪弁慶≫の格好など10年早いし、おこがましい限りである。成人しても尚、アウトロー的存在である父史郎の庇護の下、只前進するのみのボクシングを展開しているようでは、世界は遥か遠い。同じくマスコミに作り上げられたヒール・ヒーローである兄興毅も来月チャンピオンの内藤に挑戦するようだが、これも心もとなくなってきた。

世界には強力なパンチ力を誇る選手は五万といるため、亀田大毅選手のようなタイプのボクサーはアウトボクシングを目指すべきである。即ち、足を使ってウイビングやダッキングを駆使し、「打っては逃げ逃げてた打つ」という戦法である。かつて20世紀最高のボクサーと言われたモハメド・アリは、「私は蝶のように舞い、蜂のように刺す。奴には私の姿は見えない。見えない相手を打てるわけが無いだろう」(Float like a butterfly, sting like a bee. Your hands can't hit what your eyes can't see.) と言ったそうな。

大毅はまだ若い。若し彼が再度世界チャンピオンを目指すならば、先ずは他人の飯を食って"牛若丸"を目指さなければ到底無理と考えるのは、私だけだろうか?

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          <大毅は、序盤からチャンピオンの執拗なボディ攻撃を受けて出鼻を挫かれた?)