8月27日(木) ≪「ケネディ家の悲劇」再び?≫
昨日、民主党内で大きな影響力を持っていたリベラル派上院議員のエドワード・ケネディ氏が悪性脳腫瘍のために亡くなった。77歳だった彼は、ともに暗殺されたジョン・F・ケネディ元大統領とロバート・ケネディ司法長官の実弟である。9人兄弟の末弟だったが、これでその内の4兄弟を含む6人が亡くなってしまった。数世代にわたって政治家や影の実力者を輩出してきた名門ケネディ家のホープとして登場してきた彼も、同乗の女性を死なせた1967年にマサチューセッツ州の交通事故や飲酒癖の影響で80年の大統領の予備選でジミー・カーターに敗れ、遂に大統領の椅子には座れなかった。
ジョン・F・ケネディが46歳、ロバート・ケネディが43歳で暗殺されるなど「ケネディ家」の人々が若くして亡くなっていることから、「ケネディ家の悲劇」とか「呪われたケネディ家」とか言われているのは皆さんもご存じの事だろう。特にニクソンを打ち破って第35代アメリカ合衆国の大統領に就任し、「キューバ危機」を回避すると共に有効な経済政策を打ち出し、「人種差別」と戦ったり「アポロ計画」を推進するなどしたため不世出の大統領と言われるジョン・F・ケネディが、1963年にテキサス州ダラスで銃撃された8mm映像は、我々にとっても大変ショックだった。
ジョンやロバート、エドワードは、パトリック・J・ケネディがアイルランドからアメリカに移住して来て3世代目に当たるが、彼らの父親であるジョセフ・P・ケネディは、禁酒法時代の密造酒の製造と販売に深く拘わっていたマフィアのボス、サム・ジアンカーナと深い繋がりがあり、大統領選の時も協力関係にあったと言われている。ケネディ暗殺事件の目撃者や関係者の多くが変死しているのは、どうもそのあたりに関係しているのではないかと噂されている。
ジョンの娘の著作家で弁護士のキャロラインやジョンの妹のユーリス・ケネディの娘でシュワルツネッガーの妻であるマリア・シュライバー、エドワードの長男で政治家のエドワード・ケネディ・Jrは4世代目に当たるが、はたして彼らの運命やいかに?



