Archive: 2009年3月
3月31日(火) ≪「ジャケット」選びの失敗≫
春になったので今週の日曜日に、一人で3シーズンの「ジャケット」を2着買ってきた。サラリーマン時代は、いつもスーツだったがこの商売を始めてから、ユニフォームに着替えるため圧倒的に「ジャケット」を着て来ることが多くなった。従って、今ではスーツの数倍程の着数の「ジャケット」を持ってはいるが、毎日とっかえひっかえ着るので消耗度も激しい。週末には少しカジュアルな感じの「ジャケット」を着ることが多いので、2着のうち1着はその店の店長の勧めも有って週末用やゴルフ用にと、思い切ってピンクの「ジャケット」を買ってしまった。
それが、大きなミステイクであった。値段的にも手頃だし白髪が増えてきたので派手なものでも良いかな?と思って買ってみたのだが、家に帰ってもう一度着てみると、いかにも安っぽい。我が家の唯一の同居人も「みっともないから取り替えてらっしゃい」と言う。止む無く、今日取り替えに行く予定だが自分の見る目の無さに些か自信を喪失しているので、大いに不安である。
私たちの年齢になると、なるべく小奇麗にして軽薄な感じの格好は避けたいものである。ピンクや赤いものも着ていいと思うが、さりげないものにするべきであると再確認した。取り替えた「ジャケット」がどのようなものになるか、ご期待あれ!
3月30日(月) ≪千葉県民は森田健作を選んだ!≫
昨日の千葉県知事選で無党派の≪森田健作氏≫が、民主党が推薦した吉田平氏に35万票以上の大差をつけて当選した。彼にとっては前回に次いで2度目の挑戦で、勝ち得た栄冠である。吉田氏の敗因は、民主党小沢一郎代表の公設秘書が西松建設の巨額献金事件で起訴されたことと無関係ではないだろうし、元々、無策で不人気だった前堂本知事の後継候補ということも理由の一つかも知れない。
それよりも何も千葉県民が、東国原宮崎県知事や橋下大阪府知事に次ぐ3匹目の知事(ドジョウ)を望んだのかもしれない。『千葉県を日本一に!』を、お題目としてアクアラインにリニアモーターカーを通す等の公約が森田氏の知名度が高さと相俟って、広く無党派層の支持を集めたのであろう。2月2日の私の「ブログ」書いた通り、千葉県は人口を始め観光面や農産物、漁獲量或いは工業製品の生産量他で常に全国ベスト10内の地位を占めている。
実は私は、地元の土建業者のあるグループの要請もあって違う候補者に投票した。しかし彼が選ばれたからには、千葉県の活性化のために東国原知事や橋本知事以上の働きを期待したいものである。
3月27日(金) ≪「渡鬼」のおやじバンド≫
昨日(26日)、「渡る世間は鬼ばかり」の第9」シリーズが終わったようである。主婦が好むこのホームドラマは1990年以来ほぼ1年おきに放映されているが、出演者が多すぎて設定が不自然なので私は余り好みではない。特に主婦の夕食の片づけ時間に放映されるため、音声だけで物語の流れが判るように、一事が万事説明を長くし、画面では敢えて俳優が相槌を打たないようにしている為、不自然さは猶更である。ところが、この第9シリーズの目玉である≪おやじバンド≫には、少々興味があって不自然さにブツブツ言いながらも何回か見てしまったのである。
というのは、角野卓三(文学座・学習院卒・1948年生・ギター)と山本コウタロー(歌手・白鴎大学教授・一橋大卒・1948年生・ギター)、佐藤B作(劇団ヴォードビルショー・1949年生・ギター)は私とほぼ同年代の団塊の世代で、私も同じようなフォークソングのバンドを結成していたからである。もともと角野と山本は中学時代からの親友で、一緒にバンドを組んでいた時代があったらしい。後の二人の俳優達(村田雄浩/キーボード・井之上隆志/パーカッション・趣味ドラム)は、共に1960年生まれで、年代が違うものの、村田などは練習し過ぎて腱鞘炎になったというから立派?なものである。
ベース不在のこの≪おやじバンド≫の評価は別にして、ボーカルだったので殆ど楽器で出来ない私にとって、この年になっても全員が楽器を演奏しながら歌を楽しむというのは羨ましい限りである。過去に一度だけ、私たち『マンスターズ(化け物たち)』も10数年前に一部の人間だけで復活した事があるが、出来れば当時のメンバー全員で「カンバック演奏」を出来たらと考える今日この頃である。
(「フォーク・クルセダーズ」や「ビリーバンバン」も一緒だった演奏会/
右から二番目が私/於:日比谷野外音楽堂)
3月26日(木) ≪イヨマンテの夜≫
昨晩あるスナックで、大変懐かしい歌を聞いた。"♪アホイヤー ー―ー イヨマンテ(熊祭り)"で始まり、"今宵 熊祭り 踊ろう メノコよ タムタム 太鼓が鳴る 熱き唇 われに寄せてよ あああーー♪"と続くが、きっと今の若い人たちは知るよしもないだろう。それもその筈、今から60年前の1949年に伊藤久雄が歌ってヒットした古関裕而作曲、菊田一夫作詞のアイヌの熊祭(送り儀式)を歌った古い曲である。
当初NHKのラジオドラマ『鐘の鳴る丘』の劇中の山男をテーマとした演奏曲として古関氏が作曲し、後に菊田氏が気に入り歌詞をつけたものだそうだ。歌いだしは雄たけびにも似て、伊藤久雄が朗々と歌い上げた大変勇壮な歌である。リズム的にも乗りが良く、男性的な歌謡曲の典型だったので、1950年~1952年頃の「NHKのど自慢大会」では、殆どの男性出場者この曲を選択し審査員を困らせという。
死んだひと回り年上の次兄がよく歌っていたので私も1番だけは、歌詞を見なくても歌うことが出来る。又、最近では、秋川雅史や錦織健も歌っているそうなので、彼らが好きな人は聞いたことがあるかもしれない。実は私も年に何回も、この歌を歌うことが有る。それは私が一人で運転しいて、眠くなった時に車内で辺り構わず?必ず大きな声で歌うのである。眠気が納まらない時は、何回も繰り返して歌うので、隣の車に気付かれているのではないかと見回してみることもしばしばだ。
概ね眠気が覚めるので、皆さんも試してみたら如何だろうか?しかし、他人に迷惑を掛ける!のでクレグレも一人で運転している時にお願いしたい。
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3月25日(水) ≪二人のイチローに「陰り」が?≫
昨日のトップニュースは勿論、「侍ジャパン」のWBC二連覇である。それも、決勝点をイチローが放ったのだから、先ずはメデタシ・メデタシである。しかし、前半戦の≪イチロー≫の不振は目を覆うばかりで、彼がそれなりの活躍をしていれば、もっと楽な試合展開が何試合か見られたと思う。決勝戦は、4安打2打点の大活躍であったが、17日のブログに書いた通り年齢からくる衰えが垣間見られ、今シーズンの200安打以上は危ういかも?
奇しくも、今日の朝刊の一面を飾ったもう一人の≪イチロー≫がいる。言わずと知れた民主党の小沢一郎代表で、公設第一秘書の政治資金規正法違反の罪による起訴に拘わらず代表を続投するという。もともと自民党の古い体質を伝承していると思われる彼を、選挙に強いという理由で党首に頂き、今回も明らかに企業献金と知りながら受け取った金が少ないということで理解を示した民主党内の大方の意見も我々庶民にとっては、理解しがたい。千葉県知事選が今月の29日に迫っているが、その結果次第で身を引くとなったらみっともない限りである。
何事も人間引き際が肝心!特に業界で名を馳せた人ほどそれが言えると思う。≪イチロー選手≫は4年後の次回WBCには出ないと公言しているようだが、あれほどの選手が40歳近くまでプレーしているとは残念ながら思えない。彼の引き際は、小沢党首のそれとは比較にならないほど、日本国民の耳目集めるだろう。そして、それはきっとかっての長嶋・王以上のビッグニュースとして世界を駆け巡るだろう!
ところで蛇足だが、防御率1.35の岩隈投手じゃなく、準決勝で5回ももたなかった松坂投手が何故MVPを獲得したのか?私は、理解に苦しむ。さて皆さんは、どう思われますか?
3月24日(火) ≪保健師さんとの約束≫
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(松村さん倒れた東京マラソン)
一昨日の「東京マラソン」で、走っていたお笑いタレントの松村邦洋さんが15km地点手前で倒れたという。一時、心肺停止となったそうだが命は取り留めたらしい。心肺停止で10分以上放置した場合の死亡率が50%以上だそうだから、きっと事後処置が適切に行われたのだろう。尤も彼は、身長164cmで体重128kgだそうだからから土台マラソンを走る体型とは思えない。例えが悪いが、まるで自分だけ格好が良いと思っている『裸の王様』のようだ。200kg以上ある元横綱の『曙』は、ドクターストップで走らなかったというから賢明である。
斯く言う私も人事ではなく、186cmで90kg以上(最近測っていない)の肥満体型である。実は、昨年の健康診断の結果をうけて半年前の9月に保健師さんと面接し、いくつかの約束をさせられたが、それが守られているか昨日メールで問い合わせがあったのだ。
①半年で5kg減量 できた できない
②ウオーキング週3回30分 できた できない
③食事を減らす 野菜中心で㌍カット できた できない
④ビール500かワイングラス1杯のどちらかに減らす できた できない
何とどれも「できない」である。それよりも、約束した内容さえ忘れてしまっている。松村さんは、一応チャレンジした『裸の王様』である。私は、チャレンジさえも怠っている『裸の?』かもしれない!
3月23日(月) ≪霊峰富士山≫
"♪富士の高嶺に降る雪も 京都先斗町に降る雪も 雪に変わりはないじゃなし 解けて流れりゃー皆同じ♪"こんな歌が昔流行ったが、20日の「春分の日」」に富士山の麓の山中湖近辺のゴルフ場に知り合いと行ってきた。当日は、前の日に降った雨が嘘のように晴れ上がり、雲ひとつ無い素晴らしい光景が広がっていたので、帰りがけに車を停めてこの写真を撮った。
私と同年代の皆さんは、この≪霊峰富士山≫を学生時代に「休火山」と習ったのでは、ないだろうか?ところが今は、「休火山」という定義や呼び名はなくなり≪霊峰富士山≫は、活火山に分類されるそうだ。実際、定期的な地質調査によると、火山性の地震や噴気が観測されており、「活火山B」にランクされているそうだ。しかし、最後の噴火は約300年前の『宝永の大噴火』(1707年)だそうで、今の美しいシンメトリーの形が出来上がったようである。多くの外国人も先ずは、この≪霊峰富士山≫を見たがるようで、何とか永遠に起きだして欲しくないものである。
幼い頃に母に聞いた話によると、私の祖父は音楽家(チェロ弾き)で登山家だったそうで、五合目まで車で登れなかった時代に、現在「世界遺産」に申請中?のこの美しい山に何度か登ったそうだ。それにしても、『隔世遺伝』という言葉があるのに、音楽の才能も登山の才能も引き継いでいないのはなぜだろうか?尤も私の父親は、私同様?生真面目で無趣味な人だったが!
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≪霊峰富士山≫
3月19日(木) ≪グーテ・デ・ロワ『王様のおやつ』≫
皆さんは、「ラスク」をご存知だろうか?私も小さい頃から食べているが、要するに薄切りのパンにアイシング(卵白と粉砂糖を混ぜたもの)を塗り、オーブンで焼いたものである。もともと「ラスク(rusk)」は、「二度焼いたパン」を意味しており、固くなったパンを食べるために工夫したもので独特のカリッとした食感がある。又水分も少ないため、保存性も高いようだ。最近忙しい朝は、朝食で『ガトーフェスタ・ハラダ』(群馬県高崎市:0274-40-3330)の「ラスク」をコーヒー・トマトジュース又はミルク・ヨーグルト・フルーツと一緒に食べることが多い。
この『ガトーフェスタ・ハラダ』は、テレビでも紹介されているのでご存じな方も多いかと思うが、もともと和菓子屋さんとして約100年前に発足したらしい。この「ラスク」の商品名≪グーテ・デ・ロワ≫はフランス語で、『王様のおやつ』という意味だそうでフランスパンで作られたこの「ラスク」にはチョコレート、ホワイトチョコレートとプレーンなものがあり、贈答品に用いられることが多くデパートでは長蛇の列だそうだ。
私も九州の友人に送ったら、大変喜ばれた。私は、昔ながらのプレーンなものが好きだが、皆さんはどうだろうか?お試しあれ!
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(上からチョコレート・ホワイトチョコレート、一番下がプレーンな「ラスク」)
3月18日(水) ≪「ウオシュレット」は欠かせない!≫
「日本のトイレはハイテクすぎる」とアメリカのソーシャルサイトで話題になっているそうだ。もともと長野県の斑尾高原スキー場にあるトイレの壁に、缶コーヒー「ジョージア」の宣伝のために描いたスキーのジャンプ台から見た風景を紹介したのが、事の始まりらしい。我々(私?)には、今や欠かせないものであるが、アメリカでは余り普及してないせいか色々な意見が有るらしい。
例えば、「日本のトイレはお尻を洗ってくれたり、便座が温かかったりする」、「紙で拭かなくて済むので清潔」といった賞賛派から「間違ってボタンを押してパンツがびしょびしょになった」、「水でお尻を洗うなって気持ちが悪い」、「お尻が濡れたらどうする」などの否定派まで様々らしい。しかし、もともとこの便座はアメリカから来たというから以外である。
1960年代に、TOTOが医療用や福祉用に輸入した温水洗浄便座「ウオッシュエアシート」を、改良に改良を重ねて今の完成品に仕上げたそうだ。研究には大変苦労をしたそうで、着座時の局部の位置を確認するために女子社員や家族の協力を得たほか、ストリップ劇場でダンサーの局部を確認したという逸話も残っているくらいだ。尚、「ウオシュレット」はTOTOの登録商標で、INAXは「シャワートイレ」と言うそうだ。又、和式タイプや携帯式?もあるというから面白い。
我が社も、一度導入を提案したが、使用している水が井戸水なので「清潔じゃない」との女子社員の反対で止む無く、断念をせざるを得なかった。いずれにしても、我が国では2005年に累計2000万台を突破し、輸出も全世界に順調に伸びつつあるというから、私の考えでは、20世紀の発明の中で5指に入ると断言できる。
外国に行って一番困るのは、言葉でも食べ物でもなく「温水洗浄便座」が無い事である!
<斑尾高原にあるスキーのジャンプ台を描いたトイレ>3月17日(火) ≪侍ジャパンの明と暗≫
昨日WBC第2ラウンドのキューバ戦で日本は6-0で快勝した。松坂大輔が予想にに反して?86球で6回を零封で投げきった訳だが、5-0・1失策と1番イチローの不振が際立った。米メディアも松坂の快投は、レッドソックスでの投球を上回ったと絶賛しているが、イチローに関しては目を覆うばかりであると冷たい。WBC予選4試合で、≪侍ジャパン≫の打者は132打数37安打・打率2割8分と好調を維持しているが、彼の19打数4安打・打率2割1分1厘は「切り込み隊長」としては、いかにも淋しい。
彼は、1991年ドラフト4位でオリックスに入団して以来、日米併せて17シーズンの内9度首位打者を獲得している偉大な選手である。直近の8年連続200安打以上、17シーズンで通算9079打数3083安打・打率3割4分という記録は、恐らく100年いや未来永劫破られないであろう。それだけに、今回の不振は何とも評しがたいのである。
彼は1973年生まれの35歳、身体の衰えが始まる頃かもしれない。ノンプロでキャチャ-をやっていた友人にその辺りを聞いてみたところ、人によって多少の違いがあるがやはり限界に達する年頃で、自分も34歳で現役を退いたと言う。特に今年のイチローは、彼曰く「身体の切れが悪く、前に突っ込む悪い癖が出て振り遅れる事が多い」そうだ。イチローファンの私としては、余り信じたくない話だが、言われてみれば成るほどと思い当たる節もある。
しかし、WBCもこれからが本番!今後のイチローの活躍を大いに期待したいものである。もし明日の韓国戦で3安打2盗塁でもしてくれたら、私の友人に「お前の言ってたことは間違いじゃないか!」と胸を張れるのだが?
3月16日(月) ≪嵐の中のゴルフプレイ≫
先週の土曜日、私のホームコースで取引先の方とゴルフをした。前日から荒天が予想されていたので、気になっていた為か4時前に目が覚めた。案の定、外は大変な吹き降りで、この天候ではとてもゴルフが出来るような状態ではない。いつものゴルフ仲間であれば当然中止であるが、お客さんとて午後から少し収まるという予報に一縷の望みを託し,茨城県石岡市の「やさと国際ゴルフ倶楽部」に向かった。
ゴルフ場に着いても、横殴りの風雨は相変わらずで人影もまばら、スタート時間になっても誰も出ていこうとはしない。しかし、暫くすると痺れを切らした組がスタートし始めた為、キャンセルの電話を待っていたらしい?取引先の方々と、予定より約1時間遅れでスタートすることにした。それも気が狂ったか、6820Yもあるチャンピオンティから!風が強くてまともに立っていられないし、グリーン上でも置いたボールが動いてしまう。それでも何とか9ホールを回り終えたが、スコアは何と56、危うく60の大台に乗るところであった。
私のオフィシャルハンデキャップは14、でもしばらくスコアを提出していないので実際は少なくとも10は多いと思うが、それにしても悪すぎた。昼食後は少し風が収まったため、後半のOUTは何とか48で上がることが出来、グロスでは2番目と漸く面目を保つた次第である。皮肉なもので最終ホールあたりで、風も止み雨も上がり始めたが、良くぞ≪嵐の中≫で18ホールを回り切ったと皆で顔を見合わせ健闘を称えあったのである。
しかし、最近買ったばかりの「オデッセイ・ブラックシリーズ」のパターが不調で、その威力を発揮出来なかったのは誠に残念至極なり!
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3月13日(金) ≪柳川伝承雛祭り"さげもん"巡り≫
(この写真は私の友人が昨日撮影してメールしてくれたものです)
北原白秋の生誕地、福岡県柳川市に女の子の初節句を祝う"さげもん"という雛祭り行事がある。"さげもん"とは、旧柳川藩時代に女の子が生まれた時、親戚・知人から贈られた着物のはぎれでこの子が一生元気で幸せに育ちますようにとの祈りを込めて、縁起の良い「鶴」「兎」「金魚」「宝袋」等のぬいぐるみと一針一針縫い上げた手作りの布細工と鮮やかな七色の糸で巻いた柳川地方伝統の大まり・小まりを組み合わせたものだ。
もともと江戸時代末期に、城内の奥女中が、着物の残り布で子供のおもちゃや琴爪の入れ物を作ったのが始まりで、そのうち吊り下げて楽しむようになったと言い伝えられている。"さげもん"の数51個は、人生50年と言われていた時代に1年でも長生きしてもらいたいという親の願いと、縁起を担ぎ奇数にしたそうな。又、過去・現在・未来いつの時代も変わることの無い女性としての美しさ、優しさ、強さや誇りなどを身に付けて欲しいと言う、切なる親心がそのひとつひとつに込められており、上に"飛ぶもの"中間"に山のもの・木になる(咲く)もの、"下"に水中のものが基本飾りとされている。
因みに、
鶴・・・・・長生き
兎・・・・・おとなしいが、雪山を飛び跳ねる
金魚・・・・・緩やかに泳いで人の目を楽しませる
宝袋・・・・・心の豊かさ
鳩・・・・・幸せと平和のシンボル
蛤・・・・・ニ夫にまみえず
ねずみ・・・・・子沢山
おかめ・・・・・女は愛嬌美人になりますように
鶏・・・・・早起きで仲良くつがいで卵を温める
海老・・・・・年老いて腰が曲がってもなお元気
唐辛子・・・・・小さくてもピリリとからい
梅の花・・・・・寒さに耐えて春に先駆けて花を咲かせる、他
何とも優雅ではありませんか!機会があれば是非、「どんこ舟」に乗って水郷とこの"さげもん"巡りをしながら、名物の「鰻のせいろ蒸し」を賞味したいと考えている。
尚、伊豆稲取にも『つるし雛』の風習があるそうだ。
3月12日(木) ≪帝国データバンクと倒産予測値≫
昨日数年振りに、我が社に≪帝国データバンク(TDB)≫の調査が入った。時節柄、最近設備投資を控えているため、我が社の主要仕入先である某ショベルメーカーか建機商社、又は我が社も販売代理店となっている旧財閥系のオートリース会社の定期調査と思われる。TDBは、全国83箇所の拠点と1500人の調査員を擁し123万社の企業プロフィールデータを保有する1900年に設立された、日本国内最大手の調査機関である。従って、殆どの都市銀行、地銀や大企業がこのTDBのデータを利用していると言われている。
過去に我が社のデータがあるため、調査もそこそこに2時間超の面談の内、半分以上は新システムのPRと期末に向けての調査チケットの売り込みであった。我が社も、与信管理のために同社のシステムは以前から導入しているが、今回のPRは数年前に構築した『倒産予測値』というものである。このシステムは、調査依頼を受けた会社を年に数回「定点観測」を行う事により、その会社が倒産する可能性を10段階(多いほうが確率が高い)に分けて表示するもので、かなりの確率で、予想は的中するようである。去る10日のリース業協会の「流通委員会・懇談会」の席上でも大手レンタル業者の殆どが、このシステムを利用していると述べていた。
恐らく、現在違法献金問題で前社長が逮捕された『N建設』あたりは、≪倒産確率≫は極めて「10」に近いだろう。しかし、どんな企業でも創業時は調査機関の評点は低く、倒産確率は高いと思われる。正に「企業は人なり」と言うように、その会社が伸びるか否かは代表者の資質と従業員たちの"やる気"と"スキル"にかかっていると言っても過言ではない。
取引は、物やお金が一方通行でもいつ何時「主客転倒」するか分からない。特に我が「建設業界」は属人的な要素が強いため、調査機関の評点だけに頼るのではなく、先ずはその取引先の『将来性と実力』を見抜く自らの力を磨くべきと考える。
3月11日(水) ≪携帯電話は上手く使えているか?≫
昨日の夜、地下鉄に乗ったら乗客の約1/3、若い人たちに限って言えば半分くらいの人たちが携帯電話と戯れていた。しかもある若い女の子が電波の通じるエリアに入るやいなや、かかってきた電話らしいが声高に話ししているのには、閉口した。私も、使い分けるためにドコモとソフトバンンクの二つの携帯電話を常に、持ち歩いている。ソフトバンクは、時間帯によって無料なので、社内連絡用とソフトバンクを持っている取引先の方との通話のみに利用しているのである。
ドコモは、一機種まえのP906iを使っているのだが、いつも自分で思うのはどの程度までその携帯の機能を使いこなしているのだろうか?ということである。私ぐらいの年齢(その人による?)と、ミニPC化してメニューに色んなシステムを盛り込んだ、これらの機器を使うのには限界がある。是非、この機会に、ブログを読んだ同年代の方々に判定とアドヴァイスをお願いしたいものである。
私は、通常の会話の他、勿論カメラやメールを頻繁に利用している。ニュース、天気予報・電卓機能・各種辞書・乗り換え案内・映画やグルメ案内・GPS機能等は何とか使いこなしている積りだ。しかし、ゲームは一切しないし、最近は着メロもダウンロードしなくなった。又、新しい機種に替えたら日頃からやりたいと思っていた「オサイフケータイ」・「モバイルバンキング」・「航空券を含む各種チケット購入」の他、時期が悪いが「証券投資」やその他「ショッピング」にも挑戦しようと思っている。
(私の≪携帯電話≫・左がドコモ)3月10日(火) ≪ベースボールと正岡子規≫
「九つの人 九つの場をしめて ベースボール始まらんとす」≪正岡子規≫
今、ベースボールクラシック(WBC)が盛り上がっている。残念ながら東京ラウンドの決勝戦は0-1で破れたが、北京オリンピックの二の舞になるのではないかと、不吉な予感がするのは私だけであろうか?今朝のニュースでは、既に選手たちはアメリカラウンド二次予選に臨むため、昨晩旅立ったようである。順当に行けばキューバとの対戦になる見込みで、是非とも打ち勝って貰いたいと思う。
冒頭の掲歌は、野球好きで有名な明治を代表する文人、正岡子規が詠んだベースボール九首の一つであるが、何とも主審が『プレイボール』と手を挙げて宣言する前の微妙なドキドキ感が伝わってくる。
その他にも,「久方の アメリカ人のはじめにし ベースボールは 見れど飽きぬかも」(アメリカのアメを『天』になぞらえて「久かたの」という枕詞を頭にもってきた)や「今やかの 三つのベースに人満ちて そぞろ胸の打ち騒ぐかな」など球場の臨場感溢れるものばかりである。彼が生きていれば、心をときめかせながらWBCをいかに詠むのだろうか?
現在使われている野球用語で、「打者」・「走者」・「直球」・「死球」・「飛球」などは彼が考えた造語である。彼は、1902年35歳の若さでこの世を去ったが、没後100年の2002年に「文学を通じて野球の普及に貢献した」として野球殿堂入りしたことは余り知られていない。
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(35歳の若さで没した≪正岡子規≫)
3月9日(月) ≪手賀沼の春≫
昨日、久し振りに我が家の近くの≪手賀沼≫のほとりを歩いてみた。≪手賀沼≫は、柏市・我孫子市・白井市・印西市にまたがる湖沼である。もともとこの湖沼は、低い台地の侵食谷が、利根川の土砂にせき止められて出来たものである。江戸幕府、八代将軍「吉宗」の時代に一部干拓され現在に至るが、1955年(昭和30年)頃までは、泳げるほどの清澄な沼だったそうだ。
大正時代には、志賀直哉や武者小路実篤らの別荘もあり文人達がこぞって集まって来たらしい。その美しい湖沼も、周辺地域の開発に伴い大堀川や大津川から生活用水が流されたため、日本一水質が汚染された沼となってしまった。近年漸く、各種の汚染対策が施され、更に「北千葉導水路」の完成により、2006年には<11位>まで後退し、トライアスロン競技も行われるほどに回復したのである。
ここは、野鳥の宝庫としても有名で、湖畔にある秋篠宮親王が総裁をを務める『山階(やましな)鳥類研究所』は、我が国唯一の鳥専門の研究所である。久し振りに歩いてみると、周りの緑も濃くなり、土筆も顔を出し始め確かな春の訪れを感じた。しかし、それ以上に感動したのは、二羽の白鳥が、北の国に帰るための飛行訓練をしているのに遭遇したからである。朝早く行ったのだが、正に「三文得した」気分であった。
3月6日(金) ≪13歳のハローワーク≫
今朝の日経1面の「春秋」というコラム欄に、2003年に村上龍が書いた≪13歳のハローワーク≫という子供向け職業紹介の本に触れていた。この本は,私も読んだが『○○が好き』という区分からそれに関連する職業を紹介しているものだある。インターネット上にも公式サイトがあり、514の職業について調べられるので、一度皆さんも検索してみると参考になると思う。
例えば、「政治家」について調べてみると、"政治というのは日頃もっともよく目にする言葉だが、それが正確に何を意味するのか、わかりにくい。政治家は人々の暮らしを守り、より良くするために活動する人なのだろうか?しかし・・・中略・・・ひよっとしたら政治家ほどわかりにくい職業はこの世にないかもしれない。結論を先に言うが、世の13歳はこんなわかりにくい職業を目指すべきではない。"と紹介している。更に"権力欲があって、声が大きく、面の皮が厚く(神経が太い)、面倒見がよく、異常に体力があって、権謀術数にもたけている13歳は、最初から政治家を目指すのではなく、NPOなどで、知識とスキルを磨き、体験を積むことを勧めたい"と皮肉っている。
又、公務員[一般行政職]の「キャリア」について調べてみると、"大卒の幹部候補生を想定した国家公務員Ⅰ種合格者は、「キャリア」と呼ばれ、特に法的根拠が有るわけではないのに圧倒的なスピードで出世することで知られている"と一部疑問を呈している。因みに村上自身の職業である作家は「最後の職業」と評され、"誰にでもなれる資格がある"と書かれている。
残念ながら、我が「建機レンタル業」に関しては記載がなく、もし彼が紹介するとしたら「建機レンタル業」は、"最後の最後の職業で、誰もなりたがらない"と書くかも知れない。
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(幻冬舎からでている村上龍著≪13歳のハローワーク≫)
3月5日(木) ≪ノックのルールとマナー≫
昔、『ノックは無用』と言う映画や歌があったような気がする。でも世の中、トイレに入る時や会社の応接室に入る時、はたまた家の中でも少し大きくなった子供たちの部屋に入る時は、必ず≪ノック≫をしなければならない。ところで≪ノック≫には、ルールやマナーがあるのだろうか?実は私が丸の内の新入社員の頃、たまたま役員室に呼ばれたことがあった。滅多に無い事なので、急いで"コツ、コツ"と2度≪ノック≫して入ろうとしたら、ある役員から「君、それはトイレノックだよ!」と言われ焦ったことを覚えている。
そもそも≪ノック≫の習慣は、家にドアがあった欧米からのものである。因みに、欧米では3回はプライベート≪ノック≫(友人、夫婦、恋人など親しい間柄)で、4回がフォーマル≪ノック≫といわれているようだ。しかし、我が国では会社の応接室に入る時に、4回の≪ノック≫というのは、何だか馴染まないので3回というのがビジネスマナー上、一般的になったようであるが・・・。
音は、大きすぎず小さすぎずというのが常識であるが、小さいより相手に聞こえる程度に大きい方が良いとされている。但し、部屋の中の会話や雰囲気を壊さないように気を付けたいものである。又、形には特に拘らないようだが、手の甲をドア側に向けて中指を少し高くして、手首をきかせて関節部で"コツ、コツ、コツ"と叩くのが普通のようである。
回数の話に戻るが、フォーマル≪ノック≫が4回であるということで何か気付かないだろうか?そうです!ベートーベンが作曲した交響曲第5番『運命』の有名な"ダ、ダ、ダ、ダーン"は、『かくの如く運命は、扉を叩くのだ』という意味である。
さて、皆さんは今日どのような『運命』の扉を≪ノック≫するのだろか?
民主党代表小沢一郎の公設第一秘書が、西松建設からの不正献金を受けたとして政治資金規正法違反で昨日逮捕された。小沢一郎は、今日午前の記者会見で『総選挙を控えた今、何故だ?』と国家権力の横暴を批判し、身の潔白を主張した模様である。しかし、次の総理大臣に誰が相応しいかというアンケートで、トップに座る彼の支持率が落ちることは間違いないだろう。
彼は、自民党・新政党・新進党・民主党と渡り歩き「壊し屋」と呼ばれた時期がある。又、金権政治の権化とされてきた田中角栄・金丸信・竹下登らに仕えてきたことから、「悪魔の使者」とかやり手であることから「剛腕」とも「日本最後の政治家」とも称されることがある。きっと自民党が不人気の折柄、私を含め国民の間から圧倒的な支持を得られないのは、やはりどこかにダーティなイメージがあるからだろう。
一方、3月11号の「ニューズウィーク日本版」に"何故世界第二の経済大国に無能な政治家しか生まれないのか"とのサブタイトルで、我が国の「ポンコツ政治」を取り上げている。私も未だ読んでいないが、森喜朗ら何人かの首相経験者を挙げて特集しているこの雑誌を是非購入してみようと思っている。
今日漸く「定額給付金」の支給を含む「第二次補正予算案」が、衆議院本会議で成立する見込みである。しかし未だ政府は、次に続く景気対策の具体的な方策を示すことが出来ず、株価も「底なし沼」に踏み入れた如く沈み?続けている。我々庶民は、今どの政党を支持し、誰を信じればいいのだろうか!正に≪日本の政治はどこに行く?≫である。
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3月3日(火) ≪ひな祭りとお歯黒≫
今日は桃の節句の≪ひな祭り≫である。もともと平安時代から行われていた桃の節句は、五節句[七草粥・端午の節句・七夕祭り・菊の節句(今はなし)]の一つで、女の子の「厄除け」と健康祈願を祝う行事として庶民の間にも定着していったものである。桃には「厄除け」ともう一つ「不老長寿」という意味があり、昔からお目出度い植物として珍重されていた。因みに、江戸時代以前のお伽草子では、桃太郎は桃から生まれたのではなく、若返ったお爺さんとお婆さんの間に生まれたとなっているのを知っている人は、意外と少ないのではないだろうか?
最近のひな人形は、住宅の事情で内裏雛二人の「親王飾り」か「3段飾り」が主流のようである。当然「3段飾り」の2段目は宮中の女官である「三人官女」となる訳だが、真ん中の一人だけは既婚者であることを皆さんご存じだろうか?その証拠に正式にはその官女だけ、≪お歯黒≫を施し、眉を落としているのである。もともと、≪お歯黒≫は古代から存在し、明治時代以前の日本や中国南東部・東南アジアの主として既婚女性(まれに男性も)の歯を染める化粧法である。昔の時代劇ではよく見る事が出来たこの≪お歯黒≫も美的感覚の変化に伴い、健康上の理由もあって1870年(明治3年)に法律で禁止されたのである。
もう一つこの≪お歯黒≫で面白いデータが残っている。昨日昼休みに、歯の治療のために行った『日大松戸歯学部付属病院』の1階ロビーの陳列棚の≪お歯黒≫に使った道具が、たまたま目に止まった。そして、その説明書には過去発掘された人骨で≪お歯黒≫を施した歯には、全くと言っていいほど虫歯の存在が確認されていないと記載されていた。
今週末は、『虫歯になりそうな歯があるから、絶対に甘いものは食べさせないで下さい』と母親に強く言われている3歳の孫娘を預かり、遅まきながら彼女の好きな食べ物?を並べて≪ひな祭り≫をする予定である。
(上が日大にある≪お歯黒≫の道具/下は孫の"梨々花"のお雛さま)
3月2日(月) ≪さらば!ブルートレイン≫
来る3月13日の出発を最後に、≪ブルートレイン≫と呼ばれる東京都と熊本・大分をJRの寝台特急「富士」・「はやぶさ」が約半世紀に及ぶ歴史に幕を下ろす。これで鉄道車輛の一時代を築いた≪ブルートレイン≫は、大阪以西で全て姿を消してまうのである。この青い車両を機関車が引っ張る≪ブルートレイン≫は、1956年(S.31年)に特急『あさかぜ』が東京~博多間を走り始めたのが最初で、20系特急型客車の全車輛が冷暖房完備で当時"走るホテル"と呼ばれていた。しかし、松本清張の「点と線」にも出てきたこの『あさかぜ』も最終的に2005年、多くの鉄道ファンに惜しまて廃止されてしまった。
実は私は、1961年(S.36年)に親父の転勤で家族そろってこの『あさかぜ』の特か1等?の兎に角上等の寝台に乗って東京にやってきた。その下のランクの寝台は、3段で進行方向に直角に並んでいたが、その寝台は2段で進行方向に並行して設置されており、スペースが広くて子供ながらに優越感を感じたことを覚えている。私の脳裏には、豪華な食堂車で僅かに揺れを感じつつ、ハンバーグとアイスクリームを食べた記憶が今も残っている。又、同じ車輛に当時人気全盛の渡辺プロの歌手"森山加代子"が乗っていて、芸能人を真近に見ること無かった私たち家族は、大いに興奮したものである。
≪ブルートレイン≫の廃止は、車輛の老朽化もさることながら飛行機、新幹線網、夜行バスの発達や安価なホテルの出現で時代の役割を終えつつあるからだろう。残るは、1日一往復となった「日本海」(大阪~青森)・「北斗星」(上野~札幌)や電車の「カシオペア」(上野~札幌)・「トワイライトエクスプレス」(大阪~札幌)など僅かになってしまったが、全て無くならないうちに暇を見つけて是非乗ってみたいものである。
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