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12月25日(木)     ≪露天風呂≫

22日から23日(天皇誕生日)にかけて、あるグループの忘年会で茨城県の袋田温泉に行ってきた。ご当地は、幽玄な「袋田の滝」で有名なところである。和洋折衷の旅館には「袋田の滝」に続く渓流沿いに露天風呂があり、1年間のアカと憂さを時間をかけて洗い流してきた。

殆どの人がそうであるように、私は≪露天風呂≫が大好きだ。どこかの温泉のキャッチコピーではないが、木々のざわめきや小鳥のさえずり、川が流れる音を聞きながら自然の息吹の中で入る≪露天風呂≫は至福のときである。北は、北海道から南は九州鹿児島県の指宿まで数多くの温泉の≪露天風呂≫を経験している私にとって、最も印象に残る≪露天風呂≫は次の三つである。

比較的近くでは、水上温泉峡の奥座敷である「宝川温泉」の一軒宿汪泉閣の≪露天風呂≫は圧巻だ。四つある≪露天風呂≫のうち女性専用『摩那の湯』以外の『般若の湯』など三つは、全て混浴で四つ合せた広さは延べ470畳ほどあり、他に類を見ない壮大さである。数十年前、冬場の雪の中で熱燗を飲みながら入った記憶は、鮮明で未だに薄れることはない。

次いで、これもかなり昔の話であるが、取引先の方に連れて行かれた富山県下新川郡にある「小川温泉」の『洞窟風呂』も風情があって印象に残っている。山を分け入り、着いた時は既に真っ暗でロウソクを立ててぬるめの湯にゆっくりとつかった記憶がある。

三つ目は、九州熊本県阿蘇郡南小国町にある黒川温泉「山みず木」の『幽谷の湯』で、これ又素晴らしい≪露天風呂≫である。長男の熊本勤務時代に家族全員で二度ほど訪れたが、人気の温泉郷とあって料理も美味しく、料金もリーズナブルとあって総合点ではトップである。長男家族が転勤で帰って来てからは行く機会も少なくなったが、もう一度行ってみたい温泉の最右翼に上げたい。

ここで選んだ三つの温泉は全て"混浴"であるが、決して"混浴"だけをチョイスした訳ではない。たまたま私にとって印象に残っている≪露天風呂≫が"混浴"であっただけである!

2008122308190001.JPG                    (袋田温泉「思い出浪漫館」の≪露天風呂≫)