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11月28日(金)   ≪上海スケッチ・・・②バウマ・チャイナ'08>

交通渋滞を避けて今日は地下鉄で会場に向かうことにした。2年ぶり10回目のバウマは、不景気にも拘らず相変わらずの盛況であるが、今回来てみて特に感じるのは中国メーカーの台頭である。大型重機に関しては、日本や韓国、或いはヨーロッパのメーカーを押しのけて大きなブースを構えているのである。特に中国有数のメーカーである三一重工(www.sany.com.cn)は、クレーン、バックホウ、道路機械、或いは大型の車両から小型機械までありとあらゆる建設機械を屋外、屋内の小間に並べ他を圧倒しているかに思えた。

このような傾向に伴い建設機械のカラーリングも、中国人が好きそうな赤、黄色そして濃いめの青が多くなってきたよう感じがした。それともう一つ感じたのは日本人の来場者の少なさである。国内景気が悪いことも影響しているのであろうが、前回は歩いていると必ず何人かの顔見知りの日本人とすれ違ったが今回は、メーカー担当者以外はまず行き会うことがなかった。

未だに中国製の建設機械、特にバックホウやアタッチメント、道路機械或いはランマー・プレート等の小型機械は日本やヨーロッパ製の物まねの匂いがするが、戦後の日本がそうだったように、この国の豊富な資源とパワーをすれば、必ずや近い将来この分野に於いても我が国に肩を並べ、そして追い越して行くような気がしてならない。

中国のの人口は、いずれ15億人に達すると言われているが、少子高齢化の我が国の生きる道は、ハイテク技術即ち"頭脳"しか無いのである。そのためには、我が国に教育制度改革が最重要課題の一つである事を、痛切に感じた次第であるが、今の優柔不断な麻生首相に任せていてはきっと駄目だろう!

最後に一つ!今日は私にとってショックなことがあった。展示場に向かうため地下鉄に乗り込んだ際、座れそうになかったものの座席の方へ進むと座っていた年の頃なら35,6の中国人男性が私に微笑みかけ、席を譲ってくれたのである。"俺はそんな年じゃないよ"とばかりに身振り手振りで一度は断ったものの、周りの目もあるため座らせて貰うことになった次第である。

結果的には、長道中だったので助かったが、未だに『一人っ子政策』のこの国では、両親と同じくらいの年齢の人たちを敬うんだなと感心すると共に、自分の年齢を再認識させてくれた彼に不思議と感謝の気持ちが湧かなかった私は、ひねくれものの只の年寄りであろうか? 

                                                                                                                              

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