11月10日(月) ≪監督の采配・・・続投の明暗?≫
プロ野球日本シリーズは、私の予想通り西武が4勝3敗で日本一に輝いた。7戦の総得点数が、西武の23点に対し巨人の20点という結果で判る通り拮抗した戦いで、近年稀に見る好勝負であった。但し、勝負の明暗を分けたのは、投手の起用方法だった。
第6戦、西武の渡辺監督は4戦で完封しや岸投手を中2日で4回から登板させ、8回と9回のピンチにも途中でピッチングコーチをマウンドに行かせたものの、交替させずに成功した。きっと、4戦の結果を踏まえ、彼の切れのあるカーブとチェンジアップを交えた緩急自在の投球を巨人打線は打てないと判断したのであろう。そして、岸投手も自信溢れる堂々たるピッチングで首脳陣の期待に応えたのである。
一方、最終戦の7戦で巨人は1点をリードしていた8回に、越智が死球で出した片岡の好走塁もあってノーヒットで同点とされた後、4番中村を敬遠気味の4球でツーアウト1塁とし更に途中出場の野田を歩かせてしまった。デッドボールで出した選手にノーヒットで同点にされた越智投手の動揺は、テレビの画面でも明らかで、当然中村選手を出した後か、遅くとも野田選手を出したツーアウト1、2塁の時点で交替させるべきであった。
これは、結果論かもしれないが、勝負事は結果論でその戦法の良し悪しが判断されるのである。特にプロ野球の監督の手腕が、問われるのが先発、中継ぎ、抑えと分業制になってしまった昨今、投手の起用方法それも交替時機と言っても過言ではない。
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の監督に決まった原監督としては、3勝4敗の成績で何とか面目を保った?格好になったと言えなくもないが、パリーグファンならずとも何とも釈然としないWBC監督の決定劇となってしまった。
それ以上に釈然としないのは、ヒーローインタビューの途中で放送を打ち切った日本テレビのやり方で、もし巨人軍が優勝していたら当然番組を延長して放送していたであろう。それとも、投手起用の拙さと不振のイ・スンヨプを殆どスタメンで使い続けた原監督を批判するナベツネのインタビューでも流せば最高の視聴率が稼げたかも知れない?



