10月24日(金) ≪WBCの監督には誰が相応しいか?≫
来年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の監督選びが難航している。10月17日のWBC体制検討会議で読売巨人軍の渡邊恒雄会長が強力に後押しし、王貞治プロ野球コミッショナー特別顧問が推薦する星野北京オリンピック野球監督に内定しかかったが、同会議のメンバーである楽天の野村監督が、その内容を暴露しマリナーズのイチローも「北京のリベンジに利用するのは反対」と応じたため白紙に戻った経緯がある。
その後22日の公式サイトで星野氏が正式に固辞したため、俄然混迷の度が増したのである。「監督は健康な人がやらなければ選手に迷惑が掛かる」と改めて表明した王貞治氏の目も完全になくなった。又、ファンの支持が多くやる気満々ながらアンチ巨人の色合いが強い野村監督の線も先ず有り得ない。何故ならば、WBC第一次予選の日本が属する組の主催が読売新聞社だからだ。
ここで浮上してきたのが、日本一の監督説で去る23日に王貞治氏が「一番文句が出ないのは日本一の監督だろうが、12球団の足並みが揃っていない」との認識を示した。この線でいくと可能性が有るのは、西武の渡辺監督とセリーグの原巨人監督か落合中日監督である。然し、もし西武が優勝しても1年目で経験の浅い渡辺監督の線はないだろう。理想的なのは今シーズン13ゲームをひっくり返してセのペナントレースを制した、温厚な原監督が選ばれるのが順当だし異論も出ないと思うが、クライマックスシリーズで落合監督に敗れてしまうとこの線も危うくなる。 27日次回会議までには、セリーグのチャンピオンも決まり当日12球団の監督が集まって28人の理想的な代表候補のリストが提出されると同時に、WBC監督も決定するとしているがこの状況では来月にずれ込む可能性も充分考えられる。
私が思うに、メジャーリーグのイチローや松坂、岩村などを招聘するためには確固たる理由付けと説得力のある人選が不可欠であるため、セリーグ優勝監督をWBC監督に選任し現在可能性がある残りの二人をコーチすれば良いと思うが皆さんは如何だろうか?
くれぐれもコーチ陣は、北京オリンピックの星野監督のように『仲良し倶楽部』にはして欲しくないものである!
![]()
(2006年WBCの優勝監督となった王貞治氏)



