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9月22日(月) ≪「目黒の秋刀魚」って本当に美味しいの?≫
( 旬の秋刀魚)
昨日、物思いに耽りながら初物の秋刀魚をそれとなく食べていた私は、ワイフが「目黒の秋刀魚」って本当に美味しかったみたいよ!と唐突に言った一言で我に帰った。落語好きの私としては、聞き捨てならない言葉だったので早速ネットで調べてみることにした。
そもそも「目黒の秋刀魚」は、「寿限無」や「まんじゅう怖い」などと並ぶ古典落語の代表的なもので、ご存知の方も多いだろうが話(噺)はこうだ。
目黒に鷹狩に行ったある殿様(将軍というのもある)が、弁当を忘れた家来にいい匂いのする焼き秋刀魚を持って来させ、初めて食し大層気に入ってしまった。その頃の秋刀魚は、庶民が食べる下魚でその殿様は、その後食べる機会がなかったが、ある時他家に招かれて、「何かお好きな食べ物は?」と聞かれ「秋刀魚がよい」と答えたそうな。
慌てたその屋の主は、直ぐに日本橋の魚河岸から上等な秋刀魚を買ってこさせ、油を抜くため蒸した後、喉の骨が刺さらぬよう骨を取り、ほぐして差し出した。真に美味しくない秋刀魚を食べた殿様が、「この秋刀魚はどこの秋刀魚か?」と問うたのに対し主が、「日本橋の河岸より取り寄せました」と答えたのを聞いて殿様は、間髪をいれず「それはいかん、秋刀魚は目黒に限る!」という落ちで終わる噺である。
ところで本題に戻るが、「目黒の秋刀魚」は本当に美味しかったのだろうか?答えはYES.目黒は、もともと芋の産地で、取れた芋を行商人が芝浜海岸(今の港区芝辺り)に売りに行き、帰りに上がったばかりの塩をふった秋刀魚を持ち帰り焼いて食べたそうだ。
芝浜から目黒までは、歩いて2~3時間かかるため丁度塩がなじんだ頃に、焼いて食べたため、大変美味しく頂いたという訳だ。
お後がよろしいようで・・・・・



