01
Aug

≪85.99対79.19とは?/ "振り込め詐欺"は他人事?≫

今日の日経新聞の社会面で"振り込め詐欺 最悪ペース"という記事が目をひいた。
今年の上半期(1~6月)の全国の被害総額が約166億8千8百万円に上ったことが警察庁の調べで分かった。
その内、高齢者を狙い税金や年金などの還付と偽って現金を振り込ませる「還付金詐欺」が件数で約30%弱、額で20%強を占めているとのこと。

さて、冒頭の数字だが、お分かりになった方も多いと思うが、同じく今日の新聞に載っていた日本人の平均寿命である。女性が前年より0.18歳、男性が0.19歳延びてそれぞれ85.99歳(世界1位)と79.19歳(同3位)になったそうだ。
又、住民基本台帳によると75歳以上の後期高齢者が総人口の10.04%となり、初めて1割を超え15歳未満の年少人口の13.62%に近付きつつある由、いよいよ我が国は世界で類を見ない高齢者社会に突入したわけである。

"振り込め詐欺"が横行する原因としては、犯人側に被害者と直接コンタクトしないため、罪の意識が薄く、「お金持ちのお年寄りから少しお金をせしめる」程度の感覚しかないのかもしれない。
振込の際、使用される携帯電話やコンビニにも常設されたATMが重要な役割を占めていることと、高齢者社会という環境が、このての犯罪を生んだ大きな要因と考えられる。

『なぜこんな単純な詐欺に引っかかるんだろ?』と常々思うが、さて自分がもし独居老人になった時に、更に巧妙な言い回しで勧誘された場合、被害に遭わない保証がどこにあるだろうか?

過去の行状からして、私が平均寿命まで生きるとは思えないが、もし生きるとしたら後約・・・年、家族の大切さを思いつつ、つくづく歳はとりたくないと考える今日この頃である。

 

 (携帯電話とATM)

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